シーズン3のエピソード5「4722時間」です。今回はとにかくフィッツ良いヤツすぎて泣けてくる。シモンズもツライ想いしたけど、ウィルがいて良かったね。
前の話:エージェント・オブ・シールド/シーズン3のエピソード4「協力関係」
今回はモノリス(他の星と通じている岩)をもう一度開けて、自分がいた星へ行きたがるシモンズの回想シーンがほとんどです。
どうしてモノリスを開けるのかとフィッツに問われて、シモンズが語り始めます。地球以外の星にいた六ヶ月間のことを。
前のエピソードでシモンズがフィッツに誘われてレストランに行ったときに、レストランの店員が「半年間予約されていました」と言っていた理由がわかりました。
シモンズがモノリスに飲み込まれる前(シーズン2のラスト)に、良い雰囲気になったフィッツとシモンズは食事の約束をするんですね。
そのすぐあとにシモンズはモノリスに飲み込まれてしまったので、食事の約束は果たせませんでした。
それでもずっとフィッツはレストランを予約し続けたのです。ただ半年間予約できるってことは、シールドってけっこう給料良いんだと邪推している自分が情けない。
一人ぼっちで太陽がない惑星にいても、シモンズはスマホの画面に映し出されたフィッツに話しかけてなんとか精神の均衡を保ちます。
水場を見つけたり変な生き物を狩って食べたり、だんだん逞しくなるシモンズ。でもなぜか水浴びをするときもパンツとキャミは脱がないシモンズ。洗濯も兼ねているのかもしれません。
しかし、あるとき人間に捕まり檻に閉じ込められます。人間がイター! と見ているほうは思いますが、シモンズは監禁されているので相手が人間だろうがなんだろうが抵抗しまくりです。シモンズ強し。
なんやかんやあって、相手は14年前にやってきた宇宙飛行士のウィルだということがわかり、なんとか協力関係になろうとシモンズは彼に寄り添います。
誰もいない惑星で出会った男女、普通、このシチュエーションだけでエロい展開を想像しますが、そこはシモンズですよ。この星から脱出するわよ! とキラキラした眼差しで、死んだ魚のような目をしているウィルに希望を語ります。シモンズ強し。
ウィルはこの星の探査をする目的で、三人の科学者と共にモノリスを通って14年前にやってきたと。シモンズの持っているスマホを見て「こんな小さいのに120ギガバイトあるの!」と驚くウィルがかわいい。
それにしてもいくらフィッツが改造しているからって、バッテリーを節約しながら使っているからって、シモンズのスマホの持ち良すぎ。数ヶ月持つバッテリーとかフィッツすげーな。
そしてシモンズの頭脳をフル回転すると、モノリスの入り口が開く場所と日時を計算できてしまうのです。科学者すげーな。
ウィルとシモンズはモノリスが開く場所へ向かいますが、思いのほか距離があったことから入り口まで辿りつけません。絶望に打ちひしがれるシモンズにウィルが寄り添い、君と一緒なら希望が持てるよと励まします。
このウィルさんってば、ずっと紳士的なのですよ。14年ひとりぼっちで性欲枯れてしまったのか、シモンズにまったく手を出さないし、危ない目にあわさないように守っています。
ずっとフィッツのことを話し続けるシモンズに「大事な人はいるの?」と聞かれ、「いつか巡り合うと信じている」と答えるウィル。
そんなウィルの純情な気持ちに触れると、不純な目で二人を見ていた私は恥ずかしくなります。うへぇ。
絶望のシモンズに寄り添い励ますウィルに、シモンズも胸キュンでしょう。物凄い勢いでぶっちゅーとキスをします。しかもシモンズの方から。積極的ね。
シモンズとウィルの絆が深まりベッドの距離も縮まり、二人は希望を胸にモノリスが開く日を待ちます。
そしてその日がやってきたのですが、この星にたまに現れる幻のような存在に惑わされて二人は離れ離れになり、その後はシモンズを見つけたフィッツの手によって彼女だけ地球へと帰還します。
彼をどうしても見つけたい、手伝ってほしいとシモンズに懇願されるフィッツの表情が切ないね。
涙ながらに訴えるシモンズを無視するフィッツに、無視しないでと訴えるシモンズ。悲しいね。
でもそこはフィッツですよ。何がどうなってもシモンズ命のフィッツは、彼を救い出そうとシモンズに言います。そして次回へと。
あれ、アンドリューはどうなったんだ? と今思い出したけど、このエピソードではフィッツシモンズメインのストーリーなので、アンドリューの生存はひとまずお預けですな。
とにかくフィッツがカッコいい! 一心同体とも言えるシモンズの惚れた男を助けるために人肌脱ぐのですよ。ウィルも好きなキャラなので助かってほしいけど、どうなるんだろ。続きを見るぞっと。