アンダーワールド 覚醒「マイケルって地味よねぇ」

アンダーワールド4作目でございます。もうここらへんまでくると特に目新しさはない。娘が出てきたのはびっくりするけど、それ以外はあんま印象に残らないストーリー。
自分と娘が原因で地下に潜ってた一族が全滅しかけてるのに、ふんぞり返って説教し始めるとこは、さすがにセリーンさんちょっとそれはどうなのって思っちゃう。
しかもデヴィッドさんの心臓ニギニギしたら生き返るとか、どんな設定なのよ。でもこのデヴィッドさん超イケメン。
マイケルって混血種ってすごいインパクトでかいキャラなのに、ご本人はぼやっとしてるからいまいち印象が薄いのよね。地味だわ。
だから1と2に出てるけど、特に大きな活躍もなし。今回はマイケルほとんど出てない代わりにこのデヴィッドさんがいろいろはっちゃけておられましたわよ。


デヴィッドさんの父ちゃんがチャールズ・ダンスね。一族を率いているわりにあんま統率力なさそうだから息子に反抗されるわセリーンにボロカス言われるわ、もう散々よ。
でね、怪しい施設にいた女性研究員、娘ちゃんのお世話をしていた人、どっかで見たことあると思えば、『バイオハザードII アポカリプス』でジルに学校内で一人で探せって言われて、それ絶対死んじゃうってシチュエーションでやっぱ死んじゃったニュースキャスターのテリよ、サンドリーヌ・ホルトさん。
この女性研究員と娘ちゃんは長年一緒に過ごしてたような口ぶりだったけど、結局二人が一緒のシーンに映ることがなかったんだよね。
そこは娘ちゃんと会わせて、疑似親子的な関係を育んでいたとかって描写入れてほしかったわ。ただ実験体として生きてた12年間だったって、娘ちゃんには残酷だし。
でもそこで母親的なポジションの人がいたら、ちょっとは救いになる気がする。
まぁ、ストーリーは特におもしろいと思わなかったけど、アクションはこれまでより良くなってた。1と2のケイトさんすごくもっさりしてたけど、本作ではわりと機敏に動いていたのはケイトさんの訓練の成果なのか、それとも撮影方法なのか。
エンディングの最初に流れた曲がEvanescenceっぽいなって思ったらEvanescenceだったらしい。Evanescenceと吸血鬼ってピッタリよね。内容は微妙だったけど、サントラはほしいな。
これ次作あるんだけど、もう観たいと思わない。たぶんあんまおもしろくないはず。まぁ、気が向いたら観ます。たぶん観ないけど。