マーベルズの感想「カマラファミリーがいい味出てるね」

久しぶりのブログ更新。マーベル作品にも飽きて映画館からも遠のいている中、『マーベルズ』鑑賞。めっちゃおもしろかった!

公開時あんまり興味が湧かなかったから評判とか知らないんだけど、ちょっと調べると爆死レベル(MCU史上最低の成績)らしい。なんでや、おもしろいやん。観に行ってないけど。

ただ、他のドラマ作品を観ていないと(『ワンダビジョン』と『ミズ・マーベル』)なんのこっちゃだから、そこらへんが映画館に行く人が少なかった理由かも。

ストーリーは、2019年公開の「キャプテン・マーベル」の続編。「ワンダビジョン」でマリアの娘モニカがキャロルとの確執を示唆してたけど、その理由が本作でわかる。

キャプマで記憶の断片を取り戻したあとのキャロルは、クリーの星をボコって瀕死状態にしたことを後悔。そういう自分を見せたくなくて、キャロルはモニカのところに戻らなかった。

で、「すぐに戻る」ってキャロルの言葉を信じて待ってた子供モニカは悲しかったと。

そんな微妙な空気感を出すモニカとキャロルの間でわちゃわちゃしてるカマラかわいいし、宇宙が大変ってときに娘のためにフューリーにくっついて宇宙までやってきたカマラファミリーがいい味出てたわ。

キャロルが実は結婚してたとか(政略結婚みたいだけど)、夫といきなり歌を歌い出すとかけっこう笑えるとこあって楽しかった。

そうそう、最初のほうでキャロルがグースを肩に乗せて偵察したりして、グースの相棒感も笑った。でもグースってマリアのとこにいたみたいね。マリアとの回想シーンでグースがどうのこうの話してたし。

ってか、モニカとは子供の頃以来会ってないみたいだけど、マリアとは会ってたのか。

そして最終的にグースがどんな方法かはわからんけど繁殖してみんな助かりましたとさ。あれも笑った。

フラーケンに食われろってアナウンスされても怖いよね。みんな逃げ惑う中、カマラが猫抱えてみんなを食わせるし。

でも最後はモニカが犠牲になって他の次元に飛ばされてしまう。そこにいたのはマリアと同じ顔したキャラ。X-MENのビーストもいた。

マーベル作品って次回作を示唆して終わりってのがお決まりだけど、なんかそういうパターンもちょっと食傷気味。

カマラも仲間集めようと張り切ってるし。ここでもドラマ版のケイトビショップ出てたね。アントマンの娘も誘うとか。

ちょっと飽きてきてはいるけど、キャロルとモニカ、カマラが入れ替わりながら戦う描写はかっこ良かったし、モニカとキャロルのわだかまりは解けてたし、楽しい映画で満足です。