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エージェント・カーター/シーズン1のエピソード2「ミルク・トラックを追え」

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エージェント・カーター/シーズン1のエピソード2「ミルク・トラックを追え」です。前回取り逃がした首に傷のある男ニート・ブラニスを探すために、ロクソン製油所からニトラミン兵器を積んで逃げ出したミルクトラックの行方を追うことに。

前の話:エージェント・カーター/シーズン1のエピソード1「キャプテン・アメリカの恋人」

プライベートでは、ルームメイトが亡くなったことでペギーは新しい部屋を探していました。ペギーの部屋探しを知るとウエイトレスの友人アンジーが一緒のアパートに住もうと誘いますが、亡くなったルームメイトのことを考えて躊躇。

今回は謎の男を追い詰めながら、ペギーの心の闇を取り除こうとジャービスが彼女に寄り添います。正義を貫こうとするあまり、周りの助けを拒否するペギーを心配するジャービス。

こういうジャービスの優しい部分にハワードは惹かれて執事として身近に置いていたのかな。そしてそのジャービスの優しさはペギーにも降り注ぎます。

で、SSRのドゥーリー支局長とトンプソン捜査官、そしてちょっとおバカなクルゼミンスキー捜査官は、前回爆発があったロクソン製油所の捜査を行っていました。

この爆発では、ニトラミン兵器により周りの残骸を巻き込んで圧縮された物体が押収されており、クルゼミンスキー捜査官が残骸を調べる担当を押し付けられます。この爆弾はエージェント・オブ・シールドでも見たことがあったね。

ドゥーリー支局長とトンプソン捜査官はロクソンの会社に赴き、社長にスタークとの関係を聞きます。どうやらあまり仲良くはないようで、ロクソンの社長は自社の工場が爆発した原因はスタークにあると思っているようです。

SSRの捜査官たちはロクソンの従業員たちを調べることにして、ペギーにニトラミンに反応するバイタレイ測定器を持ってくるように命じ、彼女に女性従業員の検査を頼みます。

この測定器を用いて調べていると、ペギーがロクソン製油所でニート・ブラニスと一緒にいた男を見かけます。研究員は着替えるから測定器を使用するなら持ち物を検査するようにと持ちかけると、この男マイルズ・ヴァン・エルトは逃げ出します。

逃げ出したマイルズ・ヴァン・エルトを追いかけるドゥーリー支局長とトンプソン捜査官。そのときペギーは階段の場所を聞き、優雅に降りてカバンを使ってマイルズの足を引っ掛けて確保に協力します。「他に手伝うことは?」と、汗だくの支局長に言うシーンはかなりカッコいいです。

あと、ペギーは単独でミルクトラックの行方を捜していたのですが、保健所の調査員になりすましてミルク会社に潜入しているんですね。

ドSな感じで「苦情が来ているのよ! 調べるわ、手伝うの!」と言うと、相手は「手伝う…」とペギーの迫力に押されて答えており、「いい子ね!」と上から目線のペギーもカッコいい。ここ好き。このときに、トラックの運転手「シェルドン・マクフィ」の名前を入手しています。

ペギーはミルクトラックの行方を捜すために、運転手シェルドン・マクフィの住所を調べて向かうことに。

ここでジャービスを呼び出してタクシー代わりに使うのですが、遅れてきた彼に「遅い!」と怒るペギーと、怒られながらもドアを開けようとしているジャービスが可愛いです。彼は自分も手伝う気でいたのに、目的地についたら帰るように言われて不満な様子。

ちなみにこの物語では要所要所でキャプテンアメリカのラジオドラマが挿入されるのですが、ペギーはこのドラマが嫌いみたい。

ドラマと同じようなシチュエーションでペギーとシェルドン・マクフィがタイマンするシーンがあり、あっけなくペギーの勝利。そこへニトラミン兵器を大量に積んだミルクトラックを奪って逃げようとするニート・ブラニスを見つけて捕らえます。

シェルドン・マクフィの元に最初に到着したのはペギーたちですが、同じようにニトラミン兵器を探していた首に傷のある男もやってきます。

この男はニート・ブラニスと同じように首に傷があるのですが、リヴァイアサンの組織に属しており、シェルドン・マクフィを探すために人を殺しまくっています。どうやらニート・ブラニスは組織を裏切っているようですね。

ミルクトラックを奪ったペギーはブラニスを銃で脅して運転させます。ジャービスは兵器の見張り(ペギーの命令を無視して帰らなかった)。そこへ首に傷のある男が追ってきて戦いになります。

一方、逃げ出したシェルドン・マクフィはSSRの捜査官に見つかり、謎の女(ペギー)に襲われたことを伝えます。

その頃、車の上で戦っていたペギーは、ジャービスと男からの流れ弾で負傷したブラニスと共に車から脱出。兵器を積んだトラックは海に転落して首に傷がある男を巻き込んで大爆発を起こします。

このトラックに積んでたニトラミン兵器って、多分百個では足らないぐらいあったのに、一個で広い工場丸々圧縮できる威力があるにもかかわらず近くにいたペギーたちは無事でした。あら不思議。

流れ弾とジャービスのクッションになったことが原因でブラニス死にかけです。ブラニスは組織を裏切っているようなので、手伝ってほしいと言い、ハワードの兵器の行方を聞き出そうとするペギー。でも謎のマーク(ハートの下側に線を引いた形)を残してブラニス死亡。

SSRの捜査官がこの爆発の現場に駆けつけると、そこにはブラニスの遺体と女の足跡、それにホテルのカギ。首に傷がある男が落としたようです。マークはペギーが立ち去るときに消しているので、SSRはこのカギから捜査を始めるのでしょう。

そして、SSRの基地では前回の金髪の女の行方を捜すために、パーティの写真を見ていましたが、うまくカメラを避けたことからペギーの顔は写っていませんでした。ホッとするペギー。

首に傷のある男との戦いと爆発によってケガをしたペギーの治療をするジャービス。「あなたには支えが必要です」の言葉をペギーは拒否。

このときにジャービスってば無意識にペギーの足に手を添えているのですが、それに気付いてハッと手を引っ込めます。紳士ですわね、とても紳士です。ハワードならその場で押し倒しそうなシチュエーションなのにね。

自分だけですべて解決しようとするペギーに対して、「世界を背負える人間なんていません」とジャービスは言いますが、ペギーは「スティーブがいた」と答えます。でも「ロジャース大尉にはあなたがいた」と答えます。

関連記事:キャプテン・アメリカ:ザ・ファースト・アベンジャー「ヘイリーさんが美しい」

スティーブはペギーが支えていたから頑張れたと、だからあなたも周りの助けを受け入れなさいと、ジャービスはそう言っているんですね。いろいろとハワードから込み入った事情も聞いているようなので、このあたりもジャービスとハワードの信頼関係がよくわかる描写です。

ジャービスに言われたことがきっかけなのでしょう、ペギーはアンジーの勧めるアパートに引っ越すことを決意します。このアパートというのが、女性のための清く正しいシステムとなっており、なぜか門限とか飲酒禁止とかの決まりがあります。うざいわー。

ラスト、クルゼミンスキー捜査官がロクソン製油所の塊の残骸を調べていたら、ジャービスが乗っていた車のナンバープレートが出てきました。

前回爆風によって車の後部が少し崩れてしまって、その拍子にナンバーが外れてしまっていたので。このナンバープレートからジャービスに捜査の手が伸びてくるのかなと予想しながら次回へと続く。

次の話:エージェント・カーター/シーズン1のエピソード3「執事の過去」

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