バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生の感想「ワンダーウーマン最高」

「マン・オブ・スティール」から引き続き本作を観ました。ベンアフさんもせっかくバットマン役ゲットできたのに、単独じゃなくて初っ端からスーパーマンとぶつけられちゃって。
おまけに本作では焼き印とかダサいことさせられてるし。あの焼き印なに、すごくダサい。B級映画に出てくる小物悪役みたい。あれ気に入ってるのかね、ラストまで引っ張ってたし。
結局ベンアフさんは単独降りちゃってバットマンもう演じないのかなって思ってたけど、フラッシュ単独で復帰するみたいなニュースあったね。復帰してくれたら嬉しいな。
本作の見どころはワンダーウーマン登場シーンに尽きる。


ダイアナが出てきたときも胸躍ったし、バトルシーンもカッコいいね。あの音楽も最高よー。単独に比べると衣装の色味は暗めだけどそこも良き。
ただバトルのときお股が映ってたのよ。そこは配慮してほしい。単独作ではそんなシーンなかったから、そこらへんは男性監督ゆえなのかね。
で、ワンダーウーマン以外はいまいち。バットマンのバトルは見ごたえあったけどね。スーパーマンの場合は超人だから殴り合いとかしても臨場感ないし盛り上がりもないけど、そこはバットマンがいてくれてすごく楽しかったんた。
それからアルフレッドのジェレミー・アイアンズも良かったね。お坊ちゃまの結婚を心配してる様子とか萌えるわ。ぼそっと嫌味いう感じも好き。
ジェシー・アイゼンバーグのレックスも良かった。ああいうぶっ飛んだキャラ大好き。ロシアの傭兵はどっかでみたと思えば、キャップのエレベーターシーンでお馴染みの人だわ。
う~ん、キャラとかはけっこう好きだったり楽しかったりするんだけど、なぜか「マン・オブ・スティール」と同じく眠くなる。長いのよね。
音楽は素敵だしキャラも好き。ただストーリーが長い。それなのに説明不足なところが多い。本作でフラッシュ出しても意味わからん。
それからVSとかタイトルにあるのに結局クリプトン頼りになってるとこも微妙。ま、スーパーマン死なせるためにはクリプトン出さないと難しいか。
けど母親の名前が同じってだけで秒で仲直りはちょっと笑った。でもマーサの痛ぶられ写真けっこうエグい。普通にかわいそうに思って、そこでやっとスーパーマンの人間味を感じられた。
ってかスーパーマンって無敵すぎるしあんま苦悩とか描かれてないから人間味が感じられないのよね。カヴィルさんのギリシャ彫刻のような風貌と合わさってなんか無機質な印象になっちゃう。だから応援したい気持ちも共感も出てこないから映画の面白みに欠けるのかも。
あと本作の円盤ジャケット、ワンダーウーマン真ん中なの。めっちゃ主要人物扱いになってたのね。そしてラストで「私は100年前に人間と距離を置いた」って語ってるダイアナ観てると単独作ヒットで設定が崩れてるの。もうDCはジャスティスリーグとかでヒーロー勢ぞろいさせないほうがいいんじゃ。
しかもジャスティスリーグってあまり興行収入よろしくないみたい。ヒットしたワンダーウーマンのあとに公開されてるのに、その流れに乗れなかったのかな。

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