記事内に広告が含まれています。

THE BATMAN-ザ・バットマン-「コミュ障っぷりがたまらん」

PR
PR

上映中なのにアマプラで399円でレンタルできたのはなんでだろ。そして吹き替えは1,980円なのも謎。なんかミスしてるんじゃ、と思ったら字幕版も1,980円になってた。やっぱミスだったのか。

とりあえず字幕版を昨日と今日で二回たっぷり観てロバート・パティンソンのバットマンを堪能しました。

個人的には今までのバットマンの中で一番好き。

パティンソンくんが好きなのもあるけど、あの不器用な感じがたまらん。まだ二年目なので初々しいバットマンが見られます。

人と話すときも斜めに構えたり話しかけられても反応しなかったりして、歴代バットマンと比べてもコミュ障っぷりはダントツ。

ダークナイトとかベンアフさんとかは社交界で華麗に存在感を発揮してたのに、今回のブルースは夜以外は引きこもりだし会計士にさえ会うの嫌がってアルフレッドを困らせるし。

アンディ・サーキスのアルフレッドも良かったね。この人は癖のある役のほうが持ち味生かせると思うんだけど、落ち着いた執事もなかなか良き。

キャットウーマンのゾーイもすっごくかわいくてセクシーだった。で、今回のキャットウーマンはバイセクシャルらしい。

初見時になんとなく思ったの、ルームメイトとのシーンでこの2人は恋愛関係っぽいなって。そのことはゾーイがインタビューに答えてるみたいね。

ゾーイ・クラヴィッツ、キャットウーマンはバイセクシュアル。

だから劇中で恋人を失ってるセリーナとバットマンとの恋愛要素はいらないと思う。なんかとってつけたようにキスシーン入れてたけど。

そもそも今回のバットマン恋愛どころじゃないからセリーナに対しても別に恋愛とか求めてないと思う。

あのキスはセリーナが色気でバットマンを自分の味方に引き込もうとしたとか、似たもの同士の傷の舐め合いとかなんじゃないかな~。

しかもまったく色気が通じてなかったところに女性慣れしてない感じが出てたね。

でもコンタクトレンズを装着したセリーナを引き寄せて確認するバットマンのシチュエーション、いろいろ経験豊富なセリーナがちょっとうろたえてたとこは、女性慣れしてないのに天然の色気が出ててニヤニヤしちゃう。

そのあとセリーナをまったく気づかう様子がなく、ただ捜査するために利用してるって雰囲気はやっぱ不器用だなって感じ。そりゃセリーナもあんな雑な扱いされたら怒るよ。

ただブルースがセリーナの映像を繰り返し見てたのは変質者っぽくておもしろかった。ロバート・パティンソンは変質者っぽい雰囲気がピッタリよね。これ褒めてるからね。

アルフレッドはきっと「わぁ、坊ちゃんが女性に興味を持ってる、うふふ」とかほのぼの思ってたっぽいけど、あれはたからみるとただの変質者よ。アルフレッドったら坊ちゃんの感覚に引きずられてるわ。目を覚ませ!

あれは単純に関わった人に対して執着してしまうというコミュ障あるあるですわよ。

だからファルコーネとなんか関係ありそうなセリーナを責めたのも嫉妬とかではなく、ただ執着してた相手がほかに親しくしてそうな人がいたことに対して独占欲が爆発したんじゃないかな。もちろん捜査してるから黙ってられるのもイヤだったってのもあると思うけど。

別に恋愛感情なくても独占欲って湧くからね。

性別とか関係なくちょっと関わった人に執着するところがあるんだわ、コミュ障って。しかも人に慣れてないからよくわからない挙動になってしまい、あとで落ち込むの。

だからラストもせっかくお別れしたのになぜか追いかけていくって謎のシチュエーション、あれブルースのコミュ障ゆえの行動だと勝手に思ってる。

最初はあのラストシーンはいらないと思ったんだけど、二回目で、いやこれはブルースの動揺の表れなのではって感じた。

セリーナと別れるのは悲しいけど、引き留めるだけの理由もないし~、う~ん、って考えてたら横に並んでバイクで走ってしまった、って感じなのではないかしら。

あとね、パティンソンくんは身長185cmだからあのブーツをはくと190cmは確実に超えてるはず。
冒頭のシーンで、闇からぬっとコスプレした大男が登場するって普通に怖いと思う。だから被害に遭ってた人もびびらせることになるんだよ。

今回すっごくコスプレ感がすごかったね。でもちゃんとお目目の周りを黒く塗ってたのはリアルで良かった。

ちょっと前に観た『バットマン リターンズ』で、仮面取ったときに目の周り黒くなくて、なんでよ、さっきまで黒かったじゃんって思ったから、そこリアルに再現してくれたのは良き。

続編の制作が決定してるみたいだから、次回はぜひロビンを出してほしいんだよね。

ベンアフさんのバットマンはすでにロビンはいなくなってたみたいだし、ダークナイトではジョセフくんがロビンになるような雰囲気出して終わってたし。

で、思ったのが警察官のマルティネス。ラテン系で冒頭バットマンが現場に入ってきたときに止めた人。

最初はバットマンのこと気に入らないって感じだったけど、リドラーの部屋で会ったとき、なんかぶつぶつ言いながらもバットマンにいろいろ教えてくれてたんだよね。この人ロビンにどうかしらって。

演じているのはギル・ペリッツ=アブラハムさんという方です。けっこう良いと思うんだけどな。

今回のヴィラン、リドラーも良かったね。バットマンも悪いやつタコ殴りにするぐらい狂気の人なんだけど、リドラーもはっちゃけっぷりが最高でした。

吹き替えは石田彰さんなんだよね。石田ボイスのリドラー見たい! 吹き替えが安くなったらまたレンタルして観ようっと。

PR
アメコミ
PR