ドラゴン×マッハ!「叔父バカおいちゃんが暴走するぞ」

一時期ハマってめっちゃ観てた作品。久しぶりに観たけどやっぱヤムヤムが叔父バカすぎて暴走してるの笑う。部下を巻き込むわ重要人物誘拐するわ、挙句にタイまで行って刑務官買収するし。
甥っ子ウージンのためにやりたい放題よ。肝心のウージンが諦めモードでも絶対においちゃんは諦めないのよ。自分の手をつぶしても逃げようとする根性に甥っ子「うわぁ…」とか思ってたのではないかしら。
そのせいでしれっと部下がお亡くなりになってるのにそこ誰も触れないの不憫。


もう一人の部下のほうがぶすぶす何度も刺されてたのにしれっと生きてたのも笑う。この作品では一刺しぐらいだとそこそこ元気に動けるのよね。
ま、お亡くなりになった部下のほうは確実に心臓ぶすりといかれてたから一刺しだったけど。
ヤムヤムは背中をぶすりと刺されてたけど斧振り回して元気に動き回ってたね。う~ん、でも背中って刺されるとけっこうやばいイメージがあるんだけどな…。
わたしのなかで斧といえば韓国映画よ。やたら飛び道具で血しぶき浴びまくってる印象。本作では香港人のヤムヤムが斧持って韓国人相手(多分)にがんばってましたわ。
言語がよく聞き取れなかったんだけど、ウージンとかが広東語(中国語?)でトニジャーがタイ語、でも所長のマックス・チャンの部下が韓国語だったと思う。ヤムヤムとトニジャーの友達は何語で会話してたのかわからんかった。
舞台はタイと香港なのに韓国語話してる人が出てくるからちょっと複雑よね。タイに出稼ぎにきてる韓国人という設定なのかしら。
この作品はとにかくアクションに次ぐアクションでひたすら殴り合いしてるの。冒頭はミステリー風味の出だしなんだけど(音楽もクラシックっぽいし)、始まるともう連続のアクションシーンで香港映画好きにはたまらん。
あ、でもヤムヤムが斧振り回してたシーンはなんだか昼メロのような音楽だったから激しいシーンなのに和みそうになったわ。
ウージンが反撃するときに流れる透き通った女性の歌声は好き。この曲は前作のドニーさんとウージンとのバトルでも使われてる。前作は未見だけどこのシーンはYouTubeにあるから何度も観て堪能したわ。
ただ本作って人間関係が複雑だと思う。一回観ただけではちょっとわからないところあるんじゃないかな。DVDだと本編の削除されたシーンも観れるから、そこで補うといろいろわかってくるはず。
冒頭、ウージン相手にハサミで微妙な位置を切り裂くヤムヤム見て、いくらヤク中設定でもあのウージンを押さえつけられないんじゃとかって思ったけど、まぁそこは叔父さんだから本気で抵抗できないんだろうと、一人で納得してる。
それと弟の奥さんね、警備相手に「金払ってんだからやれよゴラァァッァ!」ってビンタしまくり怖いわ。ちょっと遠野なぎこ風味のお方よ。おそろしいわ。
刑務所のワンカットシーンもすさまじい。よくあれだけの人数でワンカットとかできるね。そんな中でもマックス・チャンは髪型を乱さずにバトルしておられるのよ。
トニジャーとウージンなんかずっとわちゃわちゃしてるのに、スッとやってきて華麗にぶっとばしていくマックス・チャンのお姿に胸がキュンキュンしますわ。
結局マックス・チャンの髪型が乱れるのはラストバトルだけ。2対1でも最初トニジャーの攻撃ぜんぶ避けてるのすごい。でもやっぱ相手が2人なので追い込まれて飛び道具で対抗しても、最終的におしゃれネクタイが仇となりましたー。
ルイス・クーの部下のナイフ使いは不気味で素敵よ。前作のウージン的なポジションなのかしら。
娘ちゃんと狼とのシーンは意味不明。これSPLシリーズの2作目だからそこらへんの流れなのかな。前作とは直接的なつながりはないみたいだけど、なにかしらの共通点があるのかも。
前作観たいんだけど、近所のレンタルショップでもないし、配信でもないから観ようと思えばネットレンタルしかないかな。

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