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キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャーの感想「眼帯オヤジがしぶといね」

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「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」の次に「アベンジャーズ」観て、「ウィンター・ソルジャー」を鑑賞しました。

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最近MCUシリーズ頑張って観直しているのですが、ちょっと登場人物多過ぎて混乱気味です。これからもっと増えていくのかと思うとさらにこんがらがりますが、ボケ防止のためにも頑張って記憶に留めて生きていきたい、そんな気分。

ストーリーは、キャップが現代に溶け込もうと頑張っています。髪型も七三分けのサラサラヘアーだったのがちょっと短髪になってカッコイイです。「アベンジャーズ」でトニーにダサいって連発されたこと、けっこう気にしていたのでしょうか。

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登場人物はキャップとナターシャ、それにフューリーと、キャストが少なくて分かりやすいです。豪華な出演陣は観ていて楽しいのですが、あまりにもたくさんの演者さんがいると誰に注目していいのかが分からなくなりますし。

そして本作ではナターシャがお節介な人になってます。アベンジャーズではとくにキャップと親しくしていた描写はありませんでしたが、本作では世話焼きな姉ちゃんと化しています。

途中でキスしてたけど、別に恋愛っぽい感じはしなかったです。キャップはうろたえてましたが。

ナターシャはニヤニヤしながら「1945年以来のキスだったの? ねぇ? そうなの?」と完全に面白がってました。小娘がじいさまをからかう図は見ていて楽しかったです。

でもじいさまは礼儀にうるさいので盗んだ車を借りものだと言い張り、ナターシャに「足をおろせ」(ダッシュボードに足を乗せてた)とお説教します。

冒頭からナターシャはキャップにずっと女の子をデートに誘えって何度もしつこくいってるんですね。ナターシャは彼女なりにキャップの童貞を心配していたのでしょう。でもキャップはべギーに会いに行ってます。

まだ生きていたべギーに「君はえらいね」と言葉をかけながら悩みを聞いてもらったりするのですが、ボケちゃってるから途中で「スティーブ! 生きていたのね!」と急に記憶が混乱します。

多分、ボケてるペギーと何度も同じ場面で再会を果たしているのかなと感じました。このときのキャップの悲しそうな表情は見ていてとてもツラかったです。

泣きそうになりながら「そうだよ、生きているよ、ダンスの約束もまだだし」とべギーに優しく語りかけます。悲しいね。結局ダンスは踊れなかったね。

それから眼帯オヤジのフューリーがボッコボコにされるんですが、しぶとく生きてます。死にかけてたのにラストで元気に登場してラスボスのアレクサンダー・ピアース(ロバート・レッドフォード)をサクッと撃ち倒すことに。

ロバート・レッドフォードって80歳超えてるんだよ、カッコイイね。悪役ピッタリ。

フューリーは最後に隠れ家的な小屋を放火して、眼帯外してグラサンにパーカーのフードを被るとラッパーにしか見えません、チェケラッチョ。

マリア・ヒルはそんなフューリーの味方。4時間かかるっていってるのに3時間で来いって無茶振りいわれても(パワハラだ)従います。マリアも素敵ね。サム見て「誰この人?」っていってたシーンは笑った。

今回カッコ良かったバトルシーンは、シールドのエレベーター内でのバトルね。あの狭い箱の中でラムロウたちガチムチマッチョどもが何人入っているんだよ! ってぐらいに揉みあいになりながらキャップに向かっていきます。でもキャップは超人なので負けません。

それから船の中でのアルジェリア人の傭兵とのバトル。あのタイマンの相手、山本太郎さんに見えた。この傭兵役のジョルジュ・サンピエールは格闘家の方のようです。キャップと互角に渡り合っていましたっ! 太郎に見えるけどっ!

そしてバッキーですよ! バッキー! カッコいい! 最初は覆面つけてキャップの前に登場したけど、バトルの最中にゴーグル取れてバッキーの素顔が! でもバッキーはヒドラに洗脳されてスコーンと全部忘れて、ウィンターソルジャーとしてバッキバキです。

べギーはボケちゃってるし、知ってる人は誰もいない状況で死んだと思ってた親友に再会できたことはキャップにとって凄く嬉しかったでしょう。

でも相手はバッキバキにやる気マンマンで向かってきます。ラストバトルで「君は殺さない」と抵抗をやめたキャップ。何かを感じながらもキャップをボコボコに殴るバッキー。ヒドラめ!

でも本作でキャップにはバディができたのです、名前はサムくん、飛びます、大空を羽ばたきます。
空飛ぶサム君を引き連れてバッキーを追うことを決意するラストのシーンでは、危険だから君はかかわるなといいますが、「分かってる、で、いつ追う?」と、キャップに付いて行く気マンマンのサムくんはキャップ大好きね。そんな描写なかったけど。

キャップを大好きなのはコールソンだけかと思ってましたが、けっこう人気があるんだね、キャップって。アベンジャーズではたいして活躍してなかったのにしれっと仕切ってたのが不思議でしたが、今回はかなり大活躍です。ま、これキャップの映画だからね。

ラストの戦闘時、気弱なヘリキャリア管制官とラムロウのシーンにも熱いものを感じました。

すでにヒドラに侵食されているシールド内にキャップが突入してスピーチをします。「シールドはヒドラに乗っ取られた、僕は戦う、君たちも同じだと信じたい」と。エージェント13はキャップの意志を感じ取ります。

気が弱そうなヘリキャリア管制官もラムロウに「今すぐ発信させろ」と脅されてたけど、キャップの意志を感じて拒否します。このシーン良かったね。キャップはみんなに支持されているんだね。生きた伝説だからカリスマ性もあるんだろね。

そんなカリスマの塊キャプテン・アメリカのクリス・エヴァンスは相変わらずムッキムキでしたし、クリエヴァに負けずウィンターソルジャーのセバスチャン・スタンもガッチガチでした。

ただブラック・ウィドウのスカーレット・ヨハンソンは酒やけでもしてるのかと思うほど声がガラガラでした。あんな声だったっけ?

サム・ウィルソンのアンソニー・マッキーは、今後キャップのバディとしてMCUシリーズに出てくるんだろうなと思いながら、吹き替えの溝端淳平さんは微妙でした。

エージェント13のエミリー・ヴァンキャンプは可愛いんですが、なんとなくキャップとは合わない気がします。ペギーとのカップルを先に見てしまっていると、細身のエミリー・ヴァンキャンプだとちょっと物足りないんだよね。

エンドクレジット後にはストラッカーとツインズ(スカーレット・ウィッチとクイックシルバー)が出ていました。

スタン・リーは、キャップが盗みに入った博物館(キャップの資料館みたいなとこ)の警備員です。キャップに戦闘服を盗まれちゃったからクビになるとぼやいています。

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