「DCエクステンデッド・ユニバース」7作目のシャザムです。いやぁ、面白かった。この映画が公開する前、絶対に観に行こうと思ってたのに結局行ってないの。
ちょうどエンドゲーム熱に浮かされまくってエンドゲームを観に映画館へ3回も行くほど夢中になってた頃ですわ。なのでシャザムのことはスッカリ忘れてた。
レンタルになってたのも知ってたんだけど、やっぱり同じころにエンドゲームの円盤が届いてたから夢中になってたんじゃないかな。不憫な子、シャザムちゃん。
で、感想ですが、家族っていいねぇというなんだか深みのない言葉しか出てこないけど、
ほんと、家族っていいなって思った。
ま、ヒーロー映画なんだけど、中身は14歳のお子ちゃまなのでおふざけな要素がてんこもり。ただ14歳ビリーとザッカリーさんだとなんだかキャラが違ってた。ビリーのときはちょっと根暗なんだけど、ザッカリーさんになると底抜けにおちゃらけてるし。
成長途中のヒーローを見ると、スパイダーマンのベンおじさんの言葉が思い浮かびます。「大いなる力には大いなる責任が伴う(With great power comes great responsibility)」。
重い言葉だよね。力があるからって、責任を背負わされてたら自分の意志を押さえつけなくちゃいけないし。ヒーローはツライ。
あ、ビリーね、あの状況だとママンに故意に捨てられてるって観てるほうはわかっちゃうから必死に探してるところが不憫。しかも再会したときハグさえ拒まれてさらに不憫な子ビリー。
そんなビリーを支えるヒーロー好きの子にジャック・ディラン・グレイザーくんですよ、新作ITの子どもエディですよ。シャザムではイカついハゲに追い込まれ、ITではキモいピエロに追いかけられ、散々な目に遭ってるね。
そうそう、今回のディランはマーク・ストロングさん。ザ・悪役マークさん。グリーンランタンでディランになり損ねてたけどシャザムでディランになれたね。
ってか、マークさんはどっからどう見ても威圧感ありまくりの悪役なので、大人になっても父ちゃんと兄ちゃんに虐げられてたようには見えない。
このイカついマークさんに子どもたちで立ち向かうのよ。カッコいいね。最終的に里子メンバーでシャザム唱えてみんなヒーローって展開カッコよすぎて震えた。
でも私ちょっとアホなので、もしかしてみんなザッカリーさんになるのかしら? ドキドキ……とか思っちゃった。そんなわけないよね。
ラスト、ビリーは里親や里子たちと家族になるのよ。あの里親さんも雰囲気がほっこりして好き。いい妹のダーラちゃんは子どもでもヒーローでもカワイイわ。
あ、でも最後にチラっと見えてたスーパーマンね、DCってヒーロー集結モノ作るのかね。なんかDCは単独で成功してるからわざわざヒーロー集めて壮大な映画作るような気配がないんだけどね。
いや、ジャスティス・リーグが面白くなかったとかではなくてね、……どうなのでしょう。ちなみにシャザムの続編は2022年に公開決定だとか。楽しみ!