シーズン3のエピソード11「高速移動する女」です。
グラントとの一件がとりあえずコールソン側ではカタがついて、新たなインヒューマンズの情報を求めてコロンビアにやってきたシールドたち。そして警察から銃を奪った能力者にあっさりマックが捕まってしまうのでした。
前の話:エージェント・オブ・シールド/シーズン3のエピソード10「死の星」
犯人は超高速で移動する女さん。マックを監禁して巻き舌のスペイン語で怒鳴り散らしますが、スペイン語の話せないマックと単語でやりとりしているシーンはちょっとかわいいです。
スペイン語って、普通にしゃべっててもちょっと怖いね。巻き舌でべらんべぇ口調に聞こえてくるからカツアゲされてる気分になりそう。
その後、捕らわれのマックを助けにデイジーたちがやってきて、あっさり高速移動する女を確保。
スペイン語が喋れる新人ジョーイに彼女の対応を任せますが、彼女はこの力を神から授かったものだと信じており、良いことに使いたいと言います。
実際に調べてみると、盗んだ銃は悪い警察が使えないようにするためで、彼女のイトコが銃を処分していました。
その彼女のイトコを捕らえにやってきたボビーとハンターは、地元の警察のなかに潜んでいた能力者によってあっさり捕まり、イトコは見せしめに殺されてしまいます。
イトコの死体をシールドの移動戦闘機に運び込むと、マックたちは彼女に誤解だったと謝り、マックは自分も神の存在を信じていると通訳のジョーイを通して語ります。
私はマックが彼女に対して好意を持っているように見えたのでニヤニヤして見てたら、デイジーも同じようにマックを見てニヤついていました。
「そんな目で見るな」とマックに言われるデイジー。相変わらず仲良しコンビです。
で、捕まったボビーとハンターを助け出すために彼女と協力して乗り込むマックたち。かなり大活躍する高速移動する彼女に、デイジーは「友達になれそう」と言います。実際にめちゃめちゃ活躍してたからね。
相手の能力者を捕まえて、さらにボビーとハンターも助けて引き上げようとすると、ヒドラがやってきて能力者をさらって逃げます。
そのヒドラ側にはグラントがいるのですが、中身は数千年生きているインヒューマンズ。
だけど、どうやら生贄というのが必要で、それがないから弱っているようです。しかも体はグラントの死体だし、コールソンに圧迫された胸が紫色になってるし、全体的に白いです。
腹減ったと言いながら生肉食ってるということは、生理機能的にどうなのでしょう。
食うってことはウンコを出すのかが気になるところではありますが、このままグラントの体で物語は進むはず。それはね、グラントがいないとエージェント・オブ・シールドじゃないからです!
いまさら新しい敵役を持ってくるのもどうなのって感じだし。だからこのまま体を腐らないようにするとか、なんかヒドラの科学技術でグラントの体の維持に努めると思います。
それからフィッツシモンズは、ウィルじゃなかったといってもウィルの肉体を葬り去ったフィッツは責任を感じており、シモンズに対して積極的になれない様子。
そんなフィッツの態度に寂しいとシモンズに訴えられて、どうすればいいのか悩むフィッツ。いっそ出会った頃からやり直そうとシモンズは提案して、自己紹介から始めています。この二人はこういうところがかわいいんだよね。
結局、高速移動する彼女はシールドにはいられないと地元に帰ろうとしますが、マックはそれでは守れないと言います。でもデイジーは能力者の意見も尊重したいと、彼女やジョーイを解放するのです。
何かあれば助け合おうとマックは彼女に別れを伝えて、良い雰囲気でお別れ。どうやらマックは巻き舌の気の強いスペイン女性が好みらしい。
そしてグラントが砂サラサラになって次回へと続く。ラストのシーンではメイとコールソンが長官室で仲良く談笑。やっとこの二人がいつもの感じに戻って嬉しい。