ヘンゼル&グレーテル呪いの森の魔女の感想「ソフトなB級スプラッタ」

B級ホラー映画です。ちょっとだけスプラッタ要素あり。私はグロ系ダメなのですがこの映画は直視できました。なので、ソフトなスプラッタということでしょうか(ソウとか観てみたいけどグロが怖いので未見)。

ただ、あんまり内容がないのでヘンゼルとグレーテルを元ネタにしている意味がわかりません。有名グリム童話を題材にした薄っぺらいB級ホラー映画という印象。

主人公はグレーテルです。物語の冒頭から彼氏とドラッグやってラリってます。

ハイになったけどハーブが足りなくなり、彼氏に調達してくるようおねだり。ずっとイライラしてるのでヤク中っぽいです。

彼氏がいなくなって一生懸命探すところは健気。でもヤク中、そして乱暴者。演じているのはモリー・クインという人。

ヘンゼルはあんまり活躍しないまま魔女に童貞をバラされて終わります。あ、ゾンビをぶっ倒してたぐらいかな。グレーテル探しに行って、結局魔女に食われそうになってるところを妹に助けられるという、そんな役どころ。

あと、カメラ好きというどうでもいい属性がありますが、それが物語に影響するようなエピソードもとくになし。なんなのでしょう、このヘンゼルは。演じているのはマイケル・ウェルチさん。「トワイライト」に出演しているみたいです。

魔女はララ・フリン・ボイルさん。危険ハーブ製造元。グレーテルの彼氏がドラッグ買いにきたけど部屋にあったお菓子の家を勝手に食べたからって激おこぷんぷん。で、美味しくいただいたようです。このあたりがスプラッタ。目玉くり貫いて胸の皮膚 剥がして、そして片足切断、でも生きてる、不思議。

ララ・フリン・ボイルは「メン・イン・ブラック2」に出てたお色気エイリアンの人です。最初老人メイクで登場したから若返るんだろうな~と思ったら、案の定 若い男の生気を吸って若返ってました。

ただMIB2のころのセクシーさが皆無になっていたのは悲しい。なんかただの小汚いおばさんにしか見えなかったです。

あとはなんの役にも立たないおまわりさんとか、魔女と犬にあっさりやられるギャング3人組とか、結局誰とも絡んでない電気会社の人とか。

とくにおすすめポイントもないような映画でした。グリム童話のあの独特の世界観が好きなのですが、ソレを期待して観ると凄い勢いで裏切られます。

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