フィアー・ストリートPart 1:1994の感想「B級感とオカルトと」

ネトフリで配信中のホラー映画。スクリーム系のB級映画かなと思ったんだけど、オカルト要素組み合わせてきてるから新鮮。そういえば、「ザ・スイッチ」もオカルト入ってたんだよね。最近はB級にオカルト入れ込んでくるのがきてるのか。好きだわ。
んで「ザ・スイッチ」もだったけど、こちらもLGBTなの。当たり前のようにLGBTキャラがいるのが普通になってきた。素晴らしいです。
メインキャストは知らない人ばかり。冒頭にマヤホークがでてるけどあっさり退場。スクリームのドリューみたいな感じ。
ストーリーはおもしろかったんだけど、


殺し方がいまいちインパクトに欠けるかな。抜群に印象を残したのはケイトの顔面裁断。それ以外は殴られたり刺されたりという、ありきたりな方法で死んでいく。
それからメインのキャストがみんな性格キツくて、アメリカの高校生こえぇって思っちゃう。なんかヤンキー漫画みたいな感じで、「●●高の奴らぶっころす」ってノリだったし。
だからわたしのなかではジョシュが唯一の癒やし。いわゆるおたくなんだけど、1994年だから現代よりも肩身が狭かっただろうね。
だからケイトがなんで惹かれたのかわからんし、サイモンとの唐突な友情もなんだか飲み込めなかった。
なんか土地に因縁があるみたいな雰囲気で、本作は三部作の一作目。魔女が元凶のようだけど、歴史上の魔女って魔女狩りで殺された気の毒な人ってイメージなもんだから、ちょっと微妙な気持ちになる。
ま、オカルトチックなムードだすなら魔女とか悪魔とかのワード入れたほうが盛りあがるんだろうね。
あと、B級にでてくるポリスってほぼ役立たずなんだけど、本作ではちょっと意味深な行動取ってるおまわりさんが一人いる。ちなみにほかにもう一人のポリスマンがいるんだけど、こっちは高校生に銃を盗まれてもまったく気づかないおバカちゃんです。
さて、なんだかんだでおもしろかったので、パート2も観てくる。

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