ハンガーゲームに引き続き、2を観賞。冒頭からゲイルとイチャつきつつ、凱旋ツアーではピータともイチャつく、不安定になってるカットニス。
それにしても筋肉の人が出たらとりあえず脱がされるのは女性ファンを意識しているのかしら。でもゲイルをムチでしばいてるのがハゲのおっさんって、いまいち盛り上がらないわ。
ま、あれだわ、なんだかんだいってもピータとは同じ地獄を共有してるからね。ハンガーゲームに参加する前はゲイルが好きでも、カットニスもトラウマ抱えちゃったし、それを唯一理解し合えるのがピータだし。
ゲイルに対してピータが気づかっている描写(写真にゲイル入れるとか)たまらんね。
「自分には誰もいない」って哀しそうにいうシーン、カットニスはいろんな人に求められてるけど、ピータはないもんね、寂しいよね。
そうそう、本作ではプリムちゃんとお母さんが超しっかりしてるのよね~。
前回お姉ちゃんが自分の身代わりになったのをきっかけにして、カットニスの家族も「カットニスだけに背負わせてはいけない」という想いと、「カットニスの邪魔になってはいけない」という気持ちとに挟まれてるんだろね。
家族がいるから頑張れるんだけど、逆にその家族が足枷になってしまっている部分もあって、ツライね。
そしてねぇ、前作では空気読めない付き添い役の人、さすがに本作では空気読みまくって悲しんでたね。そりゃツライよね。そういう感覚は残ってたんだね。
だって、この人 富裕層だよね。富裕層の人は貧困層が死のうが生きようが自分たちの楽しみになれば気にしないって感じで描かれてる中、唯一カットニスを想って涙するシーンも味わい深いわ。
あ、富裕層といえばシナさんもそうだけど、富裕層の人にもこの状況がおかしいと感じてる人がいるということなのでしょう。でもシナさん最後はボコられてたけど。それにしても大統領ってばケツの穴の小さいことを。衣装ぐらいいいじゃん。
そして本作では過去の優勝者が登場ですよ。舞台上で手を繋ぐシーン感動もんよね。その半数はカットニスを守ろうとしてたんだね。プルタークさんね、フィリップ・シーモア・ホフマンさんよ。あの怪しい雰囲気と存在感はドナルド・サザーランドくってないかしら。
さらにイケメン枠で登場したフィニックさんね。この人ってばシリーズ最後でドエライ目に遭ってお亡くなりになってしまうのよ。
あの最期はいかがなものかとずっと思ってるんですけどね。良いキャラだったのにあんな最期ってほんとヒドイわ。そこだけシリーズ通してすっごく不満だわ。で、マグスおばあちゃんよ、最期までおだやかでした。あっぱれ。
で、本作でも見どころなしのピータくん。もうずっとカットニスに守られてる状態。主役が女性でも守られ役が必要なのね。
この後のピータくんはピーチ姫になって捕らわれてしまうのです。それにしてもカットニスはやたらピータにこだわるよね。愛か、このへんで愛になったのか。