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エージェント・カーター/シーズン2のエピソード9「選択の時」

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エージェント・カーター/シーズン2のエピソード9「選択の時」です。ペギーもスーザも真っ直ぐ過ぎです、スパイなのに。たまに手を汚すことも必要なのだと、トンプソンを見ていたらそう思ってきました。だからトンプソンがだんだん好きになってきたね。

前の話:エージェント・カーター/シーズン2のエピソード8「約束」

今回は裏切ったり手を組んだり、でもやっぱり裏切ったりしているので、途中で誰と誰が組んでいるのかちょっと混乱してきます。その裏切りの中心人物がトンプソンなのね。でもトンプソンの生き方は嫌いじゃないです。

前回、拉致されたペギーは夢を見ています。亡くなった兄マイケルが出てきたと思ったら、ウィルクス博士やスーザ、さらにシーズン1に出ていたアンジー、それにドッティ。

みんな出てきてクルクル踊りながらミュージカル風に「二人のどっちを選ぶの?」と言われているペギー。

正直、さむいです。凍えそうなほどしらけます。私がミュージカル苦手なせいかもしれないけど、緊迫したムードの中で夢だからといって、みんなで楽しく踊って二人の男のどっちを選ぶとか意味不明。

久しぶりのアンジーは嬉しかったけど、すっかりキャップを忘れたのかもしれないけれど、ペギーにはもっとシャキッとしていてほしいと思うのは勝手なファン心理ですよーだ。

走るトラックの中に拉致されていたペギーとジャービスは、縄を解いて抜け出します。

ただ、ジャービスの勝手な行動(前回ホイットニーを殺そうとしたこと)に怒っているペギー。自分勝手な復讐心からみんなを危険にさらしたとジャービスを責めます。

でも、ペギーの周りではたくさんの人が亡くなっていると言ってしまうジャービス。このジャービスの言葉に傷つくペギー。ハッとして言い過ぎたことを自覚するジャービスはどこまでも真摯ですね。

「私は確かに大きな犠牲を払ってきたけれど自分の責任で行っている。あなたは自分から冒険に首を突っ込み、誰かが傷ついたら私のせいにするのね」と。

アナは助かったのだからあなたは幸せだと言います。確かにペギーが払った犠牲はとても大きいです。お兄ちゃんやキャップ、友人や仲間たち。

でもジャービスの愛するアナはもう子供を望めません。ペギーは「ごめんなさい、知らなかったの……」と。そしてペギーに対して、涙を流しながら謝るジャービスがとても苦しそうな表情をしています。

砂漠の真ん中に置き去りにされたスーザとトンプソン、それにサンバリーたち。そこにマスターズの息の掛かったSSRの捜査官たちがやってきます。どうやらトンプソン共々始末しろと命令されているようです。

そこで3人は彼らを出し抜き、なんとかSSRに戻ります。そこに現れたマスターズに「ホイットニーを倒そう」と持ちかけるトンプソン。

サンバリーが作ったゼロマターを無効化する装置をホイットニーは欲しがっているのですが、この装置をホイットニー本人に仕掛けて彼女を倒すことで利害が一致した彼らは手を組みます。

そこに砂漠から戻ったペギーがマスターズをボコります。さすがにお年寄りだからペギーの一発で死ぬんじゃ、と思ったけれど数発食らってもキレイなお顔のまま……。

そこでトンプソンとスーザたちはマスターズと組んだことを説明しますが、気に入らないペギーです。

そこへホイットニーから連絡が入り、「はよ装置持ってこいやー」と急かされるマスターズ。こう見ると、マスターズもけっこう気苦労が多いのかもね。

しかし、装置の修理にはまだ時間がかかります。自分で弁明に行かないと怒られると言うマスターズに、じゃあオレが行きますよと志願するトンプソン。あ・や・し・い。

ホイットニーのところへ向かうと、あなた騙されてますよーと、さらに彼女まで引っ掛けようとしています。この時点でトンプソンの単独なのか、もしかしてスーザと組んでいるのかちょっとわからなかったのですが、単独でしたっ!

そして完成した装置を持ってホイットニーのところへ向かうトンプソンとマスターズ。

しかし彼らを追うためにスーザとペギーが車に乗ると故障しています。やられた! と出し抜かれたことを理解したスーザたちはサンバリーに車を借りようとしますが、そこで彼がトンプソンに言われて装置を爆弾に変えていたことが分かります。

ちなみにこのときサンバリーはローザを口説いていました。時々ローザにちょっかいかけてサラッとかわされるサンバリー、うざいサンバリー、うざバリー。

結局、トンプソンが単独でみんなを吹っ飛ばそうとしていることに気づくスーザたち。

ホイットニーに捕まったウィルクス博士はずっと苦しそうです。体の中のゼロマターが暴れているので、押さえ込もうとしています。その力を取り出そうとホイットニーは色々な処置をしますが、どうにもなりません。

そこに駆けつけたペギーは彼を助けようとしますが、ウィルクス博士は拒否。君に助けられる資格はないし、もう押さえ込めないんだと言いますが、ペギーは助けてあげると強く言い続けます。

ちょっとこのペギーがうざいですね。いいって言ってるのにめっちゃ親切の押し売りしてくるおばちゃんみたいに見えましたっ! 若い頃、職場のおばちゃんにいらないって言ってるのにみかんを押しつけられたどうでもいい過去を思い出したっ!

ペギーはウィルクス博士が自分に銃を向けたのはゼロマターの影響だと信じていますが、博士はすべて自分の意思だと言っています。どちらなのかはわかりませんが、個人的にはどうなってもいいのでとっとと彼から離れてほしかったです。

そしたら部屋から出た瞬間に鍵を閉めてペギーから離れる博士。苦しみながら体にヒビが出てきてホイットニーの元に。さよーならー。

そのころ、トンプソンはマスターズの始末をホイットニーにまかせて、建物の外に出て爆弾のスイッチを押しますが起動しません。

ペギーとスーザはサンバリーに爆弾の起動を妨害する装置を作らせていたのです。そこへトンプソンがやってきて揉めまくり。

ペギーは公平な裁きを下すべきだといいますが、トンプソンはもう全部ふっ飛ばせばいいと思っています。私はトンプソンに賛成です。

しかし、トンプソンに銃を向けられ装置を無効にするサンバリー。爆弾のスイッチを押す押さないで揉めながら終わり。

ラスト、爆発は起こってないけど、もし爆弾でもホイットニーが死ななかったら確実にトンプソン狙われますね。

それにしても次で最終回なのにドッティは野放し状態でこのまま放置なのでしょうか。とりあえずトンプソンにはそのままで突っ走ってほしいと思いました。そして次回へと続く。

次の話:エージェント・カーター/シーズン2のエピソード10「さらば、ハリウッド」

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