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エージェント・カーター/シーズン2のエピソード4「煙と鏡」

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エージェント・カーター/シーズン2のエピソード4「煙と鏡」です。ペギーとホイットニーの若い頃のエピソードが出てきます。

前の話:エージェント・カーター/シーズン2のエピソード3「女優の秘密」

シーズン2が受けなかった理由って、キャップが全然出てこないからじゃないかなと思ってきました。ペギーとジャービスだけでも面白いんだけど、やっぱりキャップの存在感はほしいね。

今回はペギーとホイットニーの若い頃のエピソードが要所要所で入り込んできます。結婚相手がいたペギー、ろくでなしの母親がいたホイットニー。

かなり対照的な青春時代を送った二人ですが、ペギーもホイットニーもこの時代では女性が表現することは難しい自立した精神を持ち合わせています。

ペギーはジャービスと共にチャドウィックの動向を調べていたら、運転手が右腕にケガをしていることに気づきます。前回ペギーを襲った犯人も右手を怪我していましたね。それに閃いたジャービスの驚きがやっぱりかわいいです。

で、名案があると言うジャービス。麻酔銃で眠らせてしまうみたい。犯罪行為についてどう思うかペギーに聞かれたジャービス、「今回は構わないでしょう」とクールに答えています。

回を重ねるごとに息がピッタリ合ってきますね。でもチャドウィックの運転手ハントを誘拐しに行ったらジャービスは誤って麻酔銃撃たれておねむです。寝言は「ママ……」。

誘拐してきたハントを脅して評議会のメンバーの名前を吐かせます。ペギーの強引過ぎる方法に「ついてけない」とスーザは呆れ顔。

ハントから聞き出した情報から、アリーナ・クラブで悪巧みが行われていることを掴んだSSRたちは、捜査令状を取って乗り込む予定でした。

しかし、そこへ陸軍のマスターズがやってきて、すべての捜査資料を提供するように言います。陸軍の監査が入った模様。このおっさん悪いやつね。

ペギーにも圧力をかけてきます。彼女は負けない姿勢を貫きますが、君は平気でも周りはどうかなと言われて動揺するペギー。一人でなんとかしようとしますが、そこへスーザが「最後まで一緒に戦う」と言います。

二人はハントを捕獲している場所に戻り、彼に盗聴器をつけてわざと逃がします。その様子をみんなで聞いているとき、ウィルクス博士と親しくしているペギーを見てスーザは意味深な目つきを。やっぱりまだ未練があるのかしら。

今回はこのペギーとホイットニーの過去が対照的に描かれています。子供の頃はおてんばだったけれど、大人になると物静かな女性になり彼からのプロポーズを受けたペギー。

ホイットニーは母親が男に縋って生きている様子を小さな頃から見て育ちます。お前は頭がいいんだろうけど、誰も中身なんて見ないと母親は言います。笑わないホイットニーにまず顔をどうにかしろと。

ペギーには兄がいたのですが、婚約者を紹介したらあまり気に入らない様子。兄マイケルに認めてもらいたいペギーは悲しみますが、マイケルは「本当のお前はもっと強い」と言います。

マイケルによってSOE(特殊作戦執行部)のスパイへの道を推薦されますが、自分にはできないとペギーは思っています。今からでは考えられないほど大人しくて物静かなペギー。

しかし、そんなペギーの元に兄マイケルの戦死の知らせが入り、彼女は婚約指輪を置いてSOEに行く決心をするのです。ペギーが自立した強い女性だということはマイケルが一番理解していたということでしょう。

ホイットニーにも母親の強い影響があります。見た目が大事だと言う母親の言葉に従い、芸能事務所にスカウトされて笑顔で応対します。

で、逃げ出したハントはチャドウィックの元に駆け込みます。ハントは評議会にバラされたくなければ自分を守れと脅します。どうやらこの夫婦は評議会に内緒で何かやっていたみたいね。

そこで自分のパワーを研究していたホイットニーが、「あなたに見せたいものがある」と言ってハントを吸い込みます。

チャドウィックは何が起こったかわからなくて動揺しており、ホイットニーの額の傷は何かを吸い込むたびに大きくなります。映画監督を吸い込んでからホイットニーは持ち前の頭脳で研究していたのね。

ちなみにホイットニーはウィルクス博士からただの天才じゃなくて、天才以上だと言われています。その頭脳を持って、さらにパワーを得たホイットニーはかなり強力なヴィランになるんじゃないでしょうかね。

彼女の芸名はホイットニー・フロストです。この名前を検索すると「マダム・マスク」というアメコミのキャラクターがヒットします。

原作ではアイアンマンの敵みたいですが、このドラマではペギーの前に立ちはだかるのでしょう。次回が気になりつつ続く。

次の話:エージェント・カーター/シーズン2のエピソード5「決死の五人組」

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