エージェント・カーター/シーズン2のエピソード2「天文台の夜景」です。ロスが舞台となっているのでトンプソンが出てこないのがちょびっと寂しいです。
前の話:エージェント・カーター/シーズン2のエピソード1「SSRロサンゼルス支局」
ペギーとジャービスとの掛け合いは面白いのですが、ストーリーが若干インパクトに欠けるかなという印象。だから打ち切りになったのかな。
ペギーが新キャラと良いムードになってると、なんだかモヤモヤしてきます。そしてジャービスはピンクの悪魔(エピソード1で出てきたフラミンゴ)と戦っており、こちらも大変そうです。でもみんな仲良しなので観ていてとても楽しかった。
ペギーがロスで滞在するのはハワードの邸宅です。そのためジャービスとアナと一緒に過ごしています。
朝起きるとジャービスがスポーツウェア(レスリングのユニフォームみたいな衣装)を着込みトレーニング中。ニューヨークでの冒険で体力不足を痛感したといって、日々トレーニングに励んでいたようです。
かなり腕っ節に自信があるジャービスにちょっかいをかけられて、始めは適当にかわしていたペギーですが、しつこく絡まれて背負い投げ。でもジャービスも負けてないです。
投げられて助け起こされた隙をついたジャービスがペギーを放り投げて上に乗っかりピタッと密着。絶対ペギーの巨乳に当たってる。その現場を見ても全く動じないアナ素敵ね。
ちなみにこの投げ技は「怒りのカメさん投げ」らしいです。いつもジャービスのトレーニングに付き合っているアナも同じ技をかけられてるみたい。
通勤途中のスーザとローザが仲良くお喋りしています。ローザに色々と相談しているスーザは、恋人ヴァイオレットの存在をペギーに言えていません。
「あなたはいい人ね」とローザはスーザに言いますが、「それ皮肉?」と返しています。まぁ、どう考えても皮肉でしょうね。
しかし会社(ロスの基地は表向き芸能事務所)に着くと、ヴァイオレットとペギーが仲良くおしゃべり。驚くスーザ、ばーか。
ペギーは「邪魔する気はない」と伝えますが、やっぱり二人は気まずい雰囲気のまま。ローザが心配そうに見ています。
シーズン1ではローザは出勤してきたペギーとちょっと絡むぐらいだったけど、今シーズンではメインキャラとどんどん絡めていく感じでしょうか。ちょっとこのローザが気になってきたね。
で、アイソダイン・エナジーのオーナーであるチャドウィックは、ある怪しい謎の評議会メンバーだった模様。
この会議ね、エピソード1でドッティが盗み出そうとしていたあるバッジがあるのですが、メンバーがつけているバッジと同じだったのよ。ドッティの一件と繋がってきました。
アルファベットのAの文字を崩したようなデザインだったので、一瞬アベンジャーズが思い浮かびましたが多分関係ないでしょう。
この評議会でチャドウィックは君の研究は危険だから止めろと言われます。あの凍らせる物質のこと。もう決定だからね、と言われて不服そうなチャドウィックは嫁さんに報告。
あの計画ダメになったんだと伝えると、「あなたはいつも評議会の言いなりね!」とキレられます。尻に敷かれているみたい。
この嫁さんはホイットニーという名前で女優なんですが、イヤミな監督に「シワを隠せ」とか「年増の女優にライトを当てろ」など、散々な言われよう。世間の人たちは年増にもっと優しくしてほしい……。
この評議会にはシーズン1に出てきたロクソンの社長がいましたね。なんか大儲けしているとかって話してました。評議会でお金儲けについて色々話し合っているようです。
この評議会の決定により、開発している途中の謎物質の撤去が行われます。証拠隠滅のためSSRが保管していた凍った遺体とその護衛を抹殺。
アイソダイン・エナジー研究所も事故があったことで立ち入り禁止に。そこへペギーに協力を申し出るウィルクス博士。前回ペギーを食事に誘って断られてた人。
こじゃれたバーに呼び出し、君が信用に値する人物か見極めたいと、ペギーのプライベートを聞き出します。楽しくおしゃべりするニ人。
良いムードですが、新キャラごときにペギーはやれないと変な使命感を持ちながら見ている自分がとても気持ち悪いです。
アイソダイン・エナジーで行われていた研究内容をペギーに語り出すウィルクス博士。兵器の実験により偶然生み出された物質ゼロマターは、周り中の物体をすべて吸収します。
今は研究所に厳重に保管されてますが、ジェーン・スコットはおそらくこの物質に触ったために凍って死んじゃったのだろうと博士は言います。
このゼロマターをペギーの提案で盗み出そうとしますが、二人は評議会が放った殺し屋に襲われます。逃げながらお互いを意識してキスするニ人。モヤモヤします。
アイソダイン・エナジー研究所に忍びこみ、ゼロマターを持ち出そうとするウィルクス博士の前に立ちはだかるのはチャドウィックの妻ホイットニー。
ホイットニーはどうしても研究を続けたいようです。旦那が当てにならないなら自分でどうにかしようとしているのでしょう。男が頼りないと女が強くなりますね。でも憧れの女優を相手にちょっと嬉しそうなウィルクス博士。
しかし物質を挟んで揉み合いにあり、ゼロマターを落としてしまいます。周囲に衝撃を走らせてウィルクス博士はどうやら消えちゃった。
でもホイットニーは生きていて現場から逃げ出しており、額についた傷を見て震えています。ゼロマターが体の中に入ったのでしょうか。
ウィルクス博士と会うことはスーザも知ってたのね。そしてペギーはハワードの車で行っているので、襲われたときにSOSを発信します。
ハワードの車にはスイッチひとつで色々な装備が出現します。お酒とグラスが出てきたり、外から見えないように出来たり、座席を倒すと鏡張りになったり。ジャービスが言いにくそうにしているハワードの趣味に呆れるペギーです。ハワードったら。
このペギーからのSOSを受信した頃、ジャービスはピンクの悪魔(檻に入らないフラミンゴ)と戦っていました。
ペギーのSOSをキャッチしたジャービスはスーザに連絡を取ります。急いで現場に駆けつけると、パンクさせられた車と薬莢が落ちていて、スーザが心配で荒ぶっておられます。
それを見てジャービスが「取り乱してますね」というと、ローザが「特別な感情があるから」と。驚いてローザを見つめる鈍感ジャービスがかわいいね。
スーザはまだペギーに未練があるようですが、ヴァイオレットにプロポーズしようとしてます。なんだかね。
ペギーは無事でしたがウィルクス博士はいなくなっちゃいました。彼をもっと知りたかったとペギーは言います。彼女を気遣うアナが優しいね。
そして物語はゼロマターに絡んで進んでいくことを示唆しながら次回へ続く。