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エージェント・カーター/シーズン1のエピソード7「催眠博士」

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エージェント・カーター/シーズン1のエピソード7「催眠博士」です。シーズン1は全8話なので、怒涛の展開で最終回へと進んでいます。

前の話:エージェント・カーター/シーズン1のエピソード6「取り返せない過ち」

またまた悲しいお別れがありましたが、仲間の結束が固くなったことが表現されていましたね。かなり濃い内容になっていますので、十二分に楽しみながらラストへと向かいます。

今回はかなりハラハラドキドキする展開です。ペギーが逮捕されてジャービスとの迷コンビが楽しく拝めましたし、催眠術を使う博士には本気でむかつくし、意外にトンプソンがいいヤツになってきている。

で、取調べのシーンよ。スーザがね、ペギーに対して「嘘つき!」と激しく罵ります。なんかショック。

反対にトンプソンは穏やかに語りかけます。このままだと支局長の命令で拷問をしなければいけなくなると、そんなことはしたくないというような雰囲気で話しています。

ドゥーリー支局長はマジックミラー越しに関係のないイフチェンコ博士を同席させて、トンプソンの突っ込みに文句あんのかと強気な発言。

そこへ待ち合わせ場所に現れなかったペギーを助けるためにジャービス登場です、きゃほー。ハワードの供述書と引き換えにペギーの解放を要求しますが、肝心のハワードがいないことにはペギーの解放はできないとドゥーリー支局長は言います。

結局、ハワードが現れるという時間までジャービスとペギーはSSR内に軟禁状態。そこで支局長の部屋からイフチェンコ博士がモールス信号を送っていることに気付き、ペギーは捜査官たちに本当のことを話すと宣言。

信用してもらおうとして今までのことを正直に話すペギー。持っていた入れ物にはスティーブの血液が入っていることも伝えます。

血液をどうしてハワードに返さなかったのかと聞かれ、涙ながらに「今度こそスティーブを助けられると思った」と答えます。このシーンね、とても悲しいね。

ペギーはスティーブを助けてあげたかったのに助けられなかったから、せめて彼の血液を誰にも利用されたくなかったのね。

ここでドゥーリー支局長が言うんですね、誰にも見つからずによくこれだけのことができたなと、でもペギーは言います。それは誰も私を見ていなかったからだと。

どうして自分たちに相談しなかったのだと彼らは疑問に感じたのでしょうが、誰もペギーの話なんて聞かなかったから彼女は一人で孤軍奮闘していたのです。

なんともいえない表情をしているトンプソンやスーザの気持ちも複雑だと思います。そしてペギーの想いを感じたスーザは信用できると言いますが、ドゥーリー支局長はまだ不信感を持っています。

しかしペギーは信用できないけどスーザの勘は信じられると言い、ペギーが言っていたイフチェンコ博士がモールス信号を送っていた相手を探すように指示。

向かいのビルに向かうスーザとトンプソン。トンプソンが「カーターを信じるのか」とスーザに聞き、「信じる」と答えるスーザに「オレもだ」と、このやり取り好き。トンプソンは一緒にベラルーシに行ったことですっかりペギーを信じて認めているようです。

関連記事:エージェント・カーター/シーズン1のエピソード5「ベラルーシ行き」

スーザもなんだかんだでやっぱりペギーを信頼していたのかな。それともペギーがスティーブの血液を差し出したことで、よっぽどの決意を感じ取ったのかもしれません。

で、操られたドゥーリー支局長に別の取調室に監禁されたペギーとジャービス。必死で助けを求めますが、誰にも見向きもされません。

そこで、「あなたは嫌われていますが、私は一般市民です」と言いながら「助けてー」とジャービスは叫びます。でもやっぱり誰も来てくれないので、机をマジックミラーにぶつけて脱出しようとします。

いち、にの、さん、で勢いをつけてミラーを壊そうとしますが、さん、の度にジャービスが「鏡の前に人がいたら?」→「相手は怪我するわね」、「鏡の前の人が銃を持っていたら?」→「私たちが撃たれるわね」と。

心配性なジャービスと冷静なペギーの対比がとても面白いです。やっとミラーを壊しても、結局机に手錠で繋がれているので逃げられません。そこへ、「お前ら何してるんだ」と呆れ顔のトンプソンがやってきます。

この一連の流れがテンポよくて好きです。この感じで1時間ドラマ作ってほしい。ずっと楽しく観てられる自信がありますわー。

SSR内の動きを敏感に察知したイフチェンコ博士は、ドゥーリー支局長を操ってハワードの発明品を手に入れます。ドゥーリー支局長は関係が壊れた家族への想いを利用されていました。

支局長は装着すると爆発するベストを着たまま、催眠によって家族と楽しく過ごす夢を見せられています。異変に気づいた捜査官たちによってベストの機能が解除されようとしますが、誰にもどうにもできません。

危機を察知したドゥーリー支局長は、「妻にディナーにいけなくてすまないと伝えてほしい」とトンプソンに頼み、ペギーには「あいつを絶対に捕まえろ」と約束させます。ペギーが涙を潤ませて「必ず捕まえます」と言うシーン、とても悲しいです。

でも最後になってやっとペギーの力を認めてくれたということだよね。だってペギーに言ってたんだよ、今までお茶汲みばかりさせていたペギーに。

そしてドゥーリー支局長はそのまま窓から飛び降りて爆死。夢を見させて絶望を味あわせるイフチェンコまじむかつく。

あとドッティよ、映画館で乳母車を放置して中身のスイッチを起動させます。そこで行われたのは客同士の殺戮。フィノーの戦いで用いられたのはこの装置だったんです。ハワードの発明マジ怖い。

ハワードの発明によってたくさんの人の命が奪われたました。というかハワードの発明ほんと怖い。そして次回は最終回です。

次の話:エージェント・カーター/シーズン1のエピソード8「ミッドナイト・オイル」

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