完全にパッケージ写真に惹かれてエロいのかと思って観た人、私だけではないはず。この映画は一年ぐらい前に見たんですが、記憶を頼りに感想を書いていきます。そうすることでボケ防止になる気がする。
パケ写でクリスティーナ・リッチが鎖でサミュエル・L・ジャクソンに繋がれてるんです。これ絶対エロいはず! と思ったけど別にエロくなかった。
クリスティーナが立ちバックでセックスしてたりショタ趣味に走ったりしてたけど、別にエロくはない。だって乳首も出てこないし。
簡単なストーリーは、セックス依存症のレイ(クリスティーナ・リッチ)と
たまたま出会ったラザラス(サミュエル・L・ジャクソン)が彼女を鎖で繋いで監禁します。
そこからレイとラザラスの心の交流が描かれていくのです。依存症から助けてあげたかったんだろうけど、いきなり鎖に繋ぐからドキドキします。
冒頭から恋人がどっか遠くに行っちゃってセックス依存症が爆発したレイが早速別の男と浮気したり、そこらへんの野外パーティー行ってセックスしたりしています。
この野外パーティでラリッてるシーンで、クリスティーナ・リッチったらパンツ一丁になってるの。上は普通にタンクトップ着てるんだけど、下はパンツ一丁、しかも色気も何もない白パン。
それで知り合いの男に襲われそうになるんだけど、相手を侮辱して怒らせてボコられてそこらへんに捨てられるレイ。この状態の彼女を拾ったのがラザラス。
病院に連れて行けばいいものを鎖に繋ぎ始めるもんだから、なんだこのおっさんは! と思ったけど、別に彼女に下心があるわけでもないし、普通に面倒をみているのです。
最初はラザラスに反抗してたレイも(そりゃそうだわ)、だんだん彼に対して心を開いていきます。でもたまたまラザラスの家にやってきた少年に襲いかかるレイには笑った。そして少年とレイを見つけて「コラー!」って怒ってるラザラスがなんか微笑ましかったです。
最後はなんやかんやあって戻ってきた恋人と結婚して私たちがんばるわっ! キラッ! てなって、ラザラスも太ったおばさんといい感じになって終わり。
おっさんと少女の心の寄り添いと音楽に癒される映画です。普段ヒューマンドラマ系はほとんど観ないけど、たまに観ると心がほっこりします。
ギター弾いているサミュエルの太ももにしがみつくクリスティーナが可愛かったし、音楽も素敵でした。劇中でサミュエルがギター弾いてたのですよ、ブルース。とても渋くてノスタルジックな気持ちになりました。