イーオン・フラックスの感想「近未来の治療はピップエレキバン」

シャーリーズ・セロン主演の近未来SF映画です。amazonプライムで評価が良かったので観てみましたよっと。相変わらずお美しいシャーリー様。鍛えられたボディの線がくっきりハッキリむっちり見える衣装でアクロバティックなアクションをこなすシャーリー様。
ストーリーはシンプルね、ほんと分かりやすくシンプル。近未来物って、独自の世界観突っ走って意味不明になっている映画とかあるけど、この映画は設定も登場人物もシンプルでわかりやすかったです。
もうめっきり物覚えが悪くなっている上に外国の方のお顔も名前も覚えられないのでシンプルは中年に優しいの。


そんなシンプル映画のストーリーは、なんやかんやあって人口が激減した未来では、ある一族が国を治めていました。
その国はうさんくさいムードが漂っています。偽りの平和を感じながらも、その生活を乱したくないと思っている一般市民たち。しかし、そんな中で政府への不信感を募らせた反乱分子がいたのです。その反乱分子の美しい女戦士がシャーリー様。
ピッチピチ衣装で飛び跳ねながら華麗に政府の人間を倒していきますが、なにせ反乱してますから、妹が政府にあぼんされちゃうんですね。ここから怒れるシャーリー様が暴れまくりです。
政府のボスを暗殺するために敵の本拠地に乗り込むんですが、いざボスと対面したらなんだか体が火照っちゃう、そんな感じのシャーリー様。ってかあんたターゲットの顔知らんかったんかい! と突っ込む。
ボスと対面したら記憶にない記憶が呼び起こされてボスとベッドイーン! 敵の本拠地に乗り込んでボスとベッドインして爆睡するとか、そんな暗殺者いるんかーい! なんてさらに突っ込む。
まー、結局人類が絶滅の危機に陥ったときに、科学の力でクローン人間作りまくって世界を存続してたワケね。そしてシャーリー様はボスの奥さんのクローンだったのです。だから体が火照ったの。
400年間 新生児が生まれてなかったんだってさ。今まで不妊が問題になってたけど、400年経って自然に妊娠するようになって、でも今の世界を維持したいボスの弟は影で暗躍してたのさ。
それでね、怪我した敵ボスの治療にシャーリー様が自分の肩から何か(ピップエレキバン的なもの)を剥がして傷口に貼り付けるんだけど、しばらく寝てたらもう動けるようになってたね。
何あれ? 超便利な治療器具ね。え、ピップエレキバン? そこが印象的でした。
まぁ、最後はなんやかんやバトルがあったけど、クローン技術のための保管庫をシャーリー様が破壊して、「人生は一度きりでいいんだよ」的な感じで終わり。何度も観たいとは思わないけど、軽く観る映画としてはピッタリだなと思います。

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