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ターミネーター:ニュー・フェイトの感想「グレースに惚れた」

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「ターミネーター:ニュー・フェイト」を観てきました。数日前に「ターミネーター2」をテレビで放送してて、エドワード・ファーロングの美少年ぶりにヤラれてましたが、本作ではグレース役のマッケンジー・デイヴィスのバッキバキに仕上がった美しい肉体とダニーとの百合っぽい雰囲気に昇天しそうです。

それでは感想を綴っていきますが、ざっくりネタバレしまくってますのでご注意を。まず冒頭からカッコいいグレースが登場して引き締まった裸体を披露してくれています。

やっぱ最初の登場シーンはまっぱねー。これはもうお約束です。今回登場したのが強化人間のグレース。彼女の裸体は本当に美しくて見惚れました。

あ、リンダさんもけっこう体仕上げてたと思います。サラ・コナーとジョン・コナーね。冒頭に出てたのよ。で、若いターミネーターもね。

まー、シュワちゃん出さなきゃってのは分かるんだけど、私は本作のシュワちゃんの役柄はいまいちだと感じたわー。だってジョン抹殺しちゃうんだもの。ないわー。2作目であれほど感動の渦に飲み込みまくって正統続編といわれる本作であっさり抹殺完了って。

で、ラストも微妙に感じた。ラスト、グレースの体の中から取り出した機械で敵を倒すんだけど、それだとダニーはグレースを死なせるために送り込んだことになるよね。それでなんだか興冷めしてしまった。

1作目でジョンが辿った経緯を今回ダニーが辿ってるのよ。1作目ではカイルを送らなきゃ自分は産まれないし、本作ではグレースを送らなきゃ自分は死ぬし。

でもねー、せっかく女性は子どもを産む存在ではなく、リーダーにだってなりえる存在だってダニーで証明してくれたのに、結局グレース死なせてしまったことにガックリしちゃった。

サラはずっとダニーはリーダーを産む存在だと思ってたけど(自分のようにね)、実はダニーこそリーダーだっていう設定はすごくゾワゾワした。サラも「彼女はジョンだ」って、感慨深い表情でいってたね。

今は女性だってメイン張れるしリーダーにだってなれる時代というのをしっかり描写されてたと感じたのに、捨て駒のようになっちゃったグレースの存在が悲しかったな。

まー、ラストに小さいグレースを眺めながらダニーが「もう彼女を死なせない」って決意してたから、これからサラと共に強くなっていくんでしょう。

だから今回はシュワちゃんおまけのような存在だったね。そういう役割もしっかり分かってるような雰囲気だった。だってグラサンかけなかったし。

ただ、ジョンを抹殺したあとのターミネーターに自我が芽生えてサラを見守ってたという設定は微妙。それにシュワちゃんが出てくるシーンを予告編で流してたもんだから、いつ出てくるのかな? っていうドキドキ感はなかったよね。

あとねー、サラに対するグレースの態度よ。サラ・コナーなんてカリスマの塊なのに、名乗っても「しらね」って感じなんだもの。せっかくサラが「I’ll be back」つってんのに豪快にスルーするし。

なんだか時代の流れを感じたよね。自分が若いころ夢中になってた人気者を若者に知らないっていわれた気分。ちなみにシュワちゃんは「I’ll Want Be Back」つってたね。もう戻らないんだろうね。

ま、全体的にシリーズの二番煎じだったしダニーがいまいちインパクトなかったのでリーダーっていわれても微妙だったけど。

なんだかんだ書いてますが、けっこう面白かったです。とくにアクションね。ラストでグレースが鎖ふりまわしてたバトルはすっっっごくカッコよかった!

マッケンジー・デイヴィスは今後の活躍に注目したいと思うようなお方でした。オーシャンズ8のときも思ったけど、これから百合系増えそうだなー。

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