絶賛トムホにドハマり中なので、トムホ目当てに「レジェンダリー」観賞。ギャオで無料配信してたよ。
キャストが女子力ゼロなので、カワイイ要素はトムホしかいません。そんなかわいいトムホが修道士として石っころ(聖遺物)をおっさんたちと届ける役目を務めるシーンから映画スタート。
もうカワイイがトムホちゃんだけなので、もしかしてトムホってばお稚児さん的な役割なのかしらという発想になってしまった私は脳が腐っています。
でも時々おっさんどもに絡まれちゃうトムホちゃんだから、腐心が湧いてもそれはもう仕方がないと思う。でもそんなトムホに文字通り黙って付き従うおっさんがいて、別のおっさんに絡まれるトムホちゃんをその都度助けます。
この設定だけでもうお腹いっぱい。
ストーリーは宗教色が強いので、時代背景と重なって詳しくない人にはよく分かんないと思う。私もよく分からんかったし。
個人的にキリスト教には良いイメージないから、またなんかわちゃわちゃ揉めて弾圧されるんでしょ? って雰囲気。だってあの人ら異端を敵視し過ぎでしょ。怖いわ。みんな仲良くしようよ。
ま、本作は宗教弾圧ではないけれど、何を信じるのかという感じかな。でも確実に教会の圧というものを体現している人がいたので、強制か、自分の心か、みたいな。
キャスティングで知ってるのは、トムホちゃんとリチャード・アーミティッジぐらい。リチャアミさんは「ホビット」のトーリンとか「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」の最初のほうで毒 飲んでた人。
あと「オーシャンズ8」でアンさんにビンタされて上に乗っかられてたクズ男。渋いイケメンです。あとは知らないおっさんばかり。
言語も複数でよく分からなかった、イギリス英語なのかな。それからフランス語は分かった、「トレビア~ン」っていってたから。
で、キリスト教会の立ち位置がサッパリなのよ。なんか本部に命令されて奴隷要因にされてるコンビニ経営の構図に見えてきたわ。
ストーリーは教会本部(?)からやってきた偉いけどクズのカッパ(髪型)に命令されて、偉い人にお届け物(石っころ)することになったトムホちゃん一行。
途中でお手伝いしてくれる人たち(護衛)と合流するんだけど、この護衛に裏切られて石っころを強奪。ここでトムホちゃん一行の数は激減。
生き残りで石っころ奪還に向かうんだけど、掴まった仲間が裏切り者の護衛の親玉(リチャード・アーミティッジ)に腸を引っ張り出される拷問具でズルリとピンク色の臓物引っ張り出されてびっくりするトムホちゃん。
そのトムホちゃんを後ろから抱きかかえるトムホちゃんの忠実なおっさんに萌える。
こういう拷問具って中世っぽくて好き。鉄の処女とかも興奮するよね。このおっさんがラストもトムホちゃんを守るために1人でリチャアミさんに立ち向かっていくのよ。悶えるわ。
なんでそんなにトムホちゃんに忠誠を誓っているのかは劇中で説明されないんだけど、彼にはトムホちゃんが知らない過去があって、でもトムホちゃんに助けてもらってからトムホちゃんの所属している修道士集団のお手伝いみたいなことしながら黙々と仕事をこなしてるの。
ずっと何もしゃべらなかった彼なんだけど、最後のリチャアミさんとの戦いで「お前はどこからきたんだ!」というセリフに、初めて「地獄だ」と答えるのよ。実際、剣を使って敵をバッサバッサぶっ倒していくからそういう経験をしてるんだろうね。
でもラストはどうなったのか分かんない。彼が倒れて敵に追い詰められてるところを遠くから眺めるトムホちゃんという場面で終了しちゃったから。
どうか彼の元に戻って一緒に生きていってほしいとは思うけど、その彼はお腹に拷問具が刺さってる状態だから、トムホちゃんが戻っても生き残れるかは分からない。
最初は宗教色が強くて退屈だなって思ってたんだけど、後半になると夢中になっちゃった。面白かったとはいえないけれど、妙に惹かれる何かがあるとは感じましたよ。トムホちゃん好きにはおすすめできるかな。