女神の見えざる手の感想「邦題でがっつりネタバレ」

気になってたの、「女神の見えざる手」。もう、すっっっごく面白かった! でも邦題でネタバレしてるからラストは結局スローンの一人勝ちでしょ? って最初から思っちゃう。
内容は日本人には馴染みのない「ロビイスト」という職業の話だから、話してる内容もさっぱり分からなかったんだけど、それでも夢中になって観れたのはジェシカ・チャステインの勢いかな。それからマークさん出てたけど、なんか普通の人だった。
ジェシカさんね、もう「ああ言えばこう言う」の応酬よ。よくポンポンと言葉が出てくるものだと感心してしまう。
私はすぐに言葉が出てこないほうなので、他人との議論なんて絶対にできないんですよ。


だからああいうIQの高い人は憧れてしまうわ。あ、でも人としてちょっとどうかしらとは思う点はいくつかあったけどね。
でも彼女が自分のキャリアを犠牲にしてまでやる意味は、結局 劇中では語られないまま。何かあったとは思うんだけど。
私、てっきりラストはスローンの過去(銃の問題?)を語ってお涙頂戴するのかと、一瞬思った。でもそれはさすがにないよね~と。
ラストね、「あの部下が実は」ってくだりはしびれた! その後の怒涛の展開にスッキリ爽快♪
とても楽しく観賞できました。ただ、この映画の原題は「Miss Sloane」なの。ま、この原題のままだったら映画の内容がサッパリだから邦題を付けるのは仕方がないとして、「女神の見えざる手」よ、思いっきりネタバレしてるよね。
この邦題じゃなければ最後までずっとハラハラしていたと思う。途中から形勢が不利になってきたときにね、あ、でも「見えざる手」ですでに罠を張り巡らせてるんでしょ? って思っちゃう。
だからスローン側が押され気味になってるときも、どこからどこまでが本当の彼女なのかな? って感じに観るようになってた。でも逆転勝利は確定してると思いながら観ててもすっごく面白かったから、ま、いっか。

PR
サスペンス
PR