シーズン3のエピソード16「儀式」です。今回はマリックの若い頃と同時進行で物語は進みます。若いマリックめっちゃイケメン。
前の話:エージェント・オブ・シールド/シーズン3のエピソード15「ロビン」
何世紀にも渡ってほかの星にいるインヒューマンズに生贄を送り続けてきたマリックの一族。
生贄を選ぶために、白と黒の石(碁石みたい)を袋に入れて、メンバーがそれを手に取ります。白を選んだら生贄決定。
マリックには弟がいたのですが、ずっと続いてきたこの儀式に正々堂々 対峙しようとお互いの気持ちをひとつにします。
マリックの父親が死んだとき、ホワイトホール博士(多分、ジャーインをバラバラにした人)に呼び出されて、「お前らの父ちゃんの秘密教えてやるぜ」とちょっかいかけてきますが、父親を尊敬していたマリックは聞く耳を持ちません。
しかし、弟はホワイトホールの言葉に耳を傾け、父親の秘密を知ってしまいました。
父親の書棚にある「失楽園」に挟まれていたのは傷がついた白の石。父親は袋に傷のついた白石を入れることで生贄を免れていたのです。
この事実を知った弟は父親の卑怯さに愕然とします。そして、自分たちは正々堂々と儀式に望もうとマリックと誓い合ったのです。
一方、シールド側は蘇ったグラントの姿にコールソンが思い詰めている様子。どうしても復讐で手にかけてしまったことを後悔しているようです。
ただグラントの正体については、フィッツはあの星で乗っ取られたウィルに遭遇しているので、グラントの中に入っているのが古代のインヒューマンズであり、宿主の記憶を持ち合わせていることもわかっています。
その頃、リンカーンとデイジーはジャーインの元にいたインヒューマンズの候補に会いに行きます。
その男は力を求めてジャーインの元にいましたが、ジャーインが持っていた記録を盗み出した罪でアフターライフ(ジャーインが作ったインヒューマンズの組織)を追い出されていました。
この男が「古代のインヒューマンズが蘇る」と話していたことをリンカーンが思い出し、情報を聞きにやってきたのです。
彼はジャーインから古代のインヒューマンズに関連する丸い物体を盗み出しており、使い方はわからないと言います。
この男はジャーインを恨んでいるので、ジャーインからパワーを授けてもらったリンカーンのこともムカついているみたいです。
デイジーにリンカーンの元カノとの揉め事をバラしたり、いろいろと茶々を入れてきます。なんとか男からその丸い物体を取り上げてシールドの基地に戻ろうとする最中に、メイから緊急のメッセージが。
メイたちシールドメンバーはマリックの会社が買収したある工場に潜入しており、そこで捕らえたギエラ(サイコキネシスのインヒューマンズ)によって、シールドの移動戦闘機が乗っ取られていたのです。
この工場に潜入したとき、メイとギエラのタイマンがあったのですが、東洋系二人のバトルはかなり見応えがありましたね。
西洋人だと筋肉同士のぶつかり合いになって私はあまり好きじゃないのですが、東洋人同士は技と技の出し合いになっているので見ていて楽しいです。
あとはマリックね、前回で未来を見せられたけど(そういえば前回のチャールズはどうなったんだろ?)、どうやら自分が死ぬイメージだったみたいで終始ビクビクしていました。
そんなマリックを見て、マリックの娘がそんなことは起こらないと言います。そして突然現れたグラントにメロメロになっています。
この娘・ステファニーがマリックに変わってグラントの相棒になるのかと思えば、あっさり死んじゃいました。あれー。
どうやらグラントはマリックの弟にも寄生していたようで、どうして裏切ったのだとマリックを責めます。碁石の件ね。
そんなマリックを見て娘は失望、もうどうにでもしてと言うとグラントがステファニーにキスをします。そうすると砂サラサラしてステファニーが死んじゃったのです。あれー。
グラントは「マリック家は必要だ」って言ってたから、てっきりマリックをポイして娘に乗り換えるのかと思えば、マリックは生かして娘を手にかけたということは、マリックに対する牽制の意味もあったのかな。
まぁ、とにかくシールドの移動基地が大変なのですよ。そこでリンカーンは言います、「メンバー全員があそこにいるわけじゃいない、秘密のチームがいるじゃないか」と。
秘密のチームって誰? って思ったけど、あの人たちだよね、多分。そして次回へと続く。