定期的に観たくなる作品。でも観るたびに内容忘れるから毎回初見並に楽しめる作品。なのできっと内容薄っぺらいんだろうなって思ってたんだけど、意外と楽しめたから単純にわたしの記憶力の問題だったらしい。
まー、もう設定が好き。吸血鬼と狼男(ライカン)が戦っているんだもの。まー、でもケイト・ベッキンセイルがマトリックスばりの黒ロングコートに二丁拳銃ぶっぱなすんだけど、動きがもっさりしてるからあんまりスタイリッシュじゃないのよね。
ただケイトさんの美しさは完璧よ。
この映画の一番の見どころはケイトさんの美しさだと思ってる。イメージ的にケイト・ベッキンセイルのPVだと思ってたし。
だってラストのビクターとのバトルなんて、あまりにも格好つけてて笑っちゃう。ワイヤーでスラリと飛んでるの。だからPVっぽく見えるんだと思うよ。
ちなみにミラジョボさんの作品で『ウルトラヴァイオレット』ってのがあるんだけど、これも内容ペッラペラだったからミラさんのPVってイメージがあるんだけど、今回アンダーワールド観て「意外と内容あるじゃ~ん」とかって思ったから、ウルトラのほうも意外と内容があるのかもしれん。
で、吸血鬼たちのビジュアルすてきよねぇ。ゴシック調の雰囲気好きよ。その反面、ライカンったらぶさいくよねぇ。そらビクターに見下されるわ。
ビクターね、わたしずっとチャールズ・ダンスだと思ってたわ。チャールズさんは『アンダーワールド 覚醒』から出てくるトーマスってキャラだった。なんかシリーズのキャラが頭の中でごっちゃになってる。
ちなみにビクターはビル・ナイさんだった。パイレーツのデイヴィ・ジョーンズね。
そんで今回観て感じたのは、厨二心が刺激される要素がてんこ盛りなの。ウイルスに感染した男の子どもが、一人はコウモリに、一人はオオカミに、そしてもう一人はただの人間にって。
そこから吸血鬼と狼男の種族が生まれて、でも狼男が吸血鬼の奴隷になっちゃうみたい。で、ルシアンとビクターの娘が愛し合うんだけど、ライカンとの交配許すまじの父ちゃんに娘が太陽に燃やされるという。悲恋だわ。
セリーンにマイケルを噛めってルシアンが言うんだけど、これって復讐の気持ちもあったと思うけど、セリーンとマイケル見て自分たちの姿を重ねたんじゃないかな。だから復讐でもあるけれど、希望でもあるんだと思う。
ちなみにマイケルの同僚にもっさりした頃のウェントワース・ミラーが出てた。この人のバイオでのクリス役好きなんだけど、一回しか出てないのよね。なんで続編に出てこなかったのか。残念。