永遠に美しく(1992)の感想「楽しいブラックコメディ」

子どものころ大好きだった作品。アマプラにあったので何十年ぶりぐらいの鑑賞。やっぱおもしろい。ちなみにわたしの初メリルなので、いまでもメリルを見るとこの映画のイメージがこびりついてる。
当時はゴールディ・ホーンがリアルバービーみたいだなって思ってて、メリルももちろんキレイなんだけど、観る度にゴールディ・ホーンに見とれてた。


とくにあの「プリーズ」ってメリルと揃っていうときのあの質感が、ほんと無機質な感じがしてこわかったけど、すごく惹き付けられた。
常々思ってたんだけど、わたしみたいなはなから美しさのカレラもないような人間よりも、もともと美しい人のほうが美に対してすごくこだわってると思う。きれいな芸能人が整形にハマってめちゃくちゃになってるのだって、これ以上衰えたくないって気持ちがブスよりも強烈なんだろうね。
そんな美に囚われちゃった美しい女性たちのブラックコメディ。おもしろくてたのしい作品です。
あとブルース出てるけど、当時は「ダイハード」のいかついおっさんと本作の情けないおっさんのイメージが違いすぎて、同じ人だとわからなかったんだよね。しばらくして気づいたときの衝撃がすごかった。
いま見るとわかるんだけど、まだ子どもだったからイメージが違うと見分けがつかなかったんだと思う。
ただ、この作品は30年ぐらい前の作品だけど、ブルースが一番若くてゴールディとは10歳ぐらい年の差があるんだよね。ほんと、ゴールディすごい。
秘薬配ってる女性も、なんかすごい迫力のある人なんだよね。いっつも裸にアクセだけとかだからどうしても乳首のあたりを凝視してしまう。ま、見えないんだけど。でもこの年になっても子どものころと同じことしてる自分の成長のなさに愕然とするわ。
エステの女性店員もなんであんなに色っぽいのかね。おっぱいとかチラチラしてるし、スカートもけっこう切り込み入ってるし。お店の方針? 出てくる女性みんなセクシーでいま見てもキレイだなって思う作品。
何十年ぶりかの鑑賞だったけど、内容はばっちり覚えてた。最近観た映画の内容はすっかり忘れ気味なのに、子どものころに観た作品はしっかりと覚えてるのね。「昔のことは覚えてる」っていうフレーズ、調べると認知症のサイトがヒットして怯えてる。ひゃー。

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