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シークレット・オブ・モンスターの感想「わからないまま終わった」

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ハイ・ライフに引き続きロバート・パティンソン目当てに観た。けどこちらもハイ・ライフ同様に意味が理解できなくてそのままラストまでいってしまった。

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淡々と物語が進んでいくのね。登場人物の詳しい背景も描かれず、静かな映像がただ流れていく感じ。演者が映ってないシーンもたくさんあって、昔の映画っぽいなって思った。臨場感も躍動感もないからひたすら眠くて我慢しながら鑑賞。

簡単なあらすじ的なものは読んでたんだけど、「この子が怪物になるのかなぁ?」ってずっと懐疑的だった。

だって、ただ環境に馴染めなないうえに親からの愛情もないから情緒不安定になってるだけの子どもに見えたし。

ってか、この親が笑わないのよ。子どもの名前も呼ばないし。だから終盤になるころに、「あれ、そういえばこの子どもって名前なんだろ?」って思ったわ。うっすいの、親の愛情が。ペッラペラなの。

唯一子どもに笑いかけてたのがメイドのおばあちゃん。優しくて笑顔を向けてくれたのに、そのメイドを母親が解雇。そりゃ切れるわ。愛情も寄こさないくせに唯一優しくしてくれる相手を排除するとか。もう親じゃなくて支配者よね。

パティンソンくんは最初と最後のほうに出てて、こんなチョイ役なのに映画紹介画像にがっつり映ってるのなんでだろって感じだったし、ラストに子どもの成長した姿がロバート・パティンソンだったからもう頭の中に「?」しか出てこない。なので、レビューサイト読んでやっと納得。

参考サイト:「ラストシーンで全てを理解できる」シークレット・オブ・モンスター kojikoさんの映画レビュー(ネタバレ) – 映画.com

たしかにパティンソンくんは登場シーンこそ少なかったのに、なぜか母親とあやしい雰囲気だとは思ったのよね。でも父親は知らん顔してるし、気にしている感じは少しはあったものの、家に招いたりしてるとこ見ると放任してるのかなぁって謎だった。

ちなみに父親はリアム・カニンガム。この人を初めてみたのが「タイタンの戦い」だったんだけど、そのときはめっちゃジャン・レノに似てるって感じだった。でも本作ではジャン・レノ要素がなくなってたね。

関連記事:タイタンの戦いの感想「ジャンレノっぽい」

で、この映画って各章ごとにタイトルが表示されて、最終章が「私生児プレスコット」だったのよ。プレスコットが子どもの名前ね。

そしてラストにツルツルのパティンソンくんが(子どもが成長した姿)出てくるから、プレスコットは母親の不倫相手(ロバート・パティンソン)の子どもだったということなのよね、たぶん。

ま、あんまりロバート・パティンソンを堪能できなかったしひたすた退屈な映画でした。ただ終わってからレビューで「なるほど!」って思ったとこはなんか面白かったかな。

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