エージェント・カーター/シーズン1のエピソード5「ベラルーシ行き」です。前回でハワードと大喧嘩したせいでペギーとジャービスとの絡みちょびっとです。
前の話:エージェント・カーター/シーズン1のエピソード4「ハワードの帰還」
ジャービス好きの私はとても寂しい。今回は映画「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」に出ていたダム・ダム・デューガンも登場。
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ペギーが活躍しまくったのでSSR内での彼女の評価がグングンあがっております。で、トンプソン捜査官よ。イケメンだけど嫌なやつトンプソン、彼とペギーとの距離が縮まっていたのでスーザ頑張れと応援。
前回のラストで押収したタイプライターが動き出しましたが、この通信機から送られた暗号をサラっとペギーが解読します。
ハワードがリヴァイアサンにベラルーシで兵器を売るという内容でしたが、おそらくSSRを罠にかける可能性が高いだろうとペギーは確信。しかし、ほかの捜査官たちはハワードが密売をしていると思っているので、彼を捕まえにベラルーシへ向かうことに。
自分を連れて行けと強気なペギーに、女だから連れて行けないとトンプソン。それでも自分は役に立つと言い放ち、なんとか一緒に行くことになります。
このときにね、戦闘服に着替える更衣室が男性用しかないの。更衣室の前で戸惑うペギーがちょっとかわいいです。ま、ほかに着替える場所がないということでズカズカ入っていき、中にいた男どもに文句を言われています。
奥のほうで戦闘服に着替えるペギー、そこにスーザがベラルーシの資料をトンプソンに届けにやってきます。イタズラ心のトンプソンは、ペギーがいることを知らないスーザを騙して奥に向かわせて鉢合わせさせます。子供かっ。
そこにはセクシーなランジェリー姿のペギー、動揺するニ人。でもスーザは一瞬でペギーの右肩に銃創があることを見逃しませんでした。
途中、ペギーは盟友ハウリング・コマンドーズと再会します。というのも、彼らを連れてきてくれたら同行を許可するとドゥーリー支局長が言ったんですよ。
支局長はまさか本当にハウリング・コマンドーズが来てくれるなんて思ってなくて軽く言ったらペギーが本当に呼んじゃったと、というわけ。
ここで映画(ファーストアベンジャー)にも出ていたダム・ダム・デューガンが出てきます。演じているのはニール・マクドノー、陽気なヒゲの親父です。ペギーと仲良しなダム・ダム・デューガン。
いつもペギーにイヤミを言うSSRの奴らもちょっと彼女を見直してる感じ。ハウリング・コマンドーズはキャプテン・アメリカの盟友だから、やっぱり憧れの存在なんだろね。
現場では一応トンプソンが指揮を執るんですが、ペギーのほうが的確な判断を下すことから彼女の意見に賛同します。そして野営中、トンプソンが戦争時に勲章を貰った話をしており、同じように野営している最中に敵に襲われて相手を皆殺しにしたと語ります。
ベラルーシの軍事施設はやっぱり罠で、待ち構えていた兵士たちと戦闘に。トンプソンはSSRの仲間やハウリング・コマンドーズの一員が銃弾に倒れるなか、恐怖から身動きできなくなります。ペギーに叱責されながらなんとか逃げるのですが、ここでもペギーは強いです。
逃げ出すときにケツ持ちを買って出ますが、ダム・ダム・デューガンにそんなことさせたらキャップに怒られると言います。
しかし、「彼ならペギーに従えと言うわ」と強気な発言。ペギーはどこまでも強い人です。ほんと、SSRの人たちイヤミばっかり言ってたらそのうちぶっ飛ばされるよ。
帰りの飛行機の中でトンプソンは告白します。戦争時に勲章を挙げたのは、本当は違うんだと。実は敵兵に襲われたのではなく、彼らは白旗を揚げて投降してきたのだと。それに気づいたのはすでに彼らを殺したあとだった、そして自分はその白旗を埋めたとトンプソンは語ります。
ずっと誰かに告白したかったと苦しそうなトンプソンに、「言えたじゃない」と答えるペギー。
ペギーは強くて優しい女性です。あれだけ自分を邪険にしていた相手さえ気づかいます。私ならこんな話されたらいろんなところにチクりまくるわ。
一方、ペギーの部屋のカギを入手したドッティは彼女の部屋に侵入して家捜し。ハワードの兵器を隠し撮りした写真を見つけて持ち帰り、なぜか鏡の前で「私はペギー・カーター」とモノマネ。なにしてるのドッティさん。
この人の少女時代の映像が出てくるのですが、そこには少女だけ集めた施設で訓練を行ってる様子が描かれていました。少女同士で殺し合いをさせて、眠るときには手錠をかけます。このドッティの回想シーンの場所がベラルーシの軍事施設だと思う。
同じように子供用のベッドが並んでいたし、少女ドッティが見ていた映写機もあったし。この映写機には絵の中に文字が仕込まれており、多分サブリミナルの役割があったんじゃないかな。
というわけで、ドッティはソ連の軍事施設で育った暗殺者なのでしょう。ソ連の少女スパイ訓練といえばブラック・ウィドウを思い出すけど、関係あるのかな。
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スーザはずっと金髪ウィッグを被ったペギーの写真を気にしています。この写真の女性には右肩に銃創のあとが二箇所あります。
そして更衣室で見たペギーの肩にも銃創が二箇所。ペギーの記録を取り寄せて確認すると、そこにもやっぱり右肩には二箇所の銃創、疑惑が確信に変わります。
ベラルーシから帰ってきたトンプソンとペギーはちょっと距離が縮まって、一緒に飲みに行こうと言っています。スーザも誘われますが、君たちが心配で眠れなかったと疲れた表情で断ります。
ペギーは自分を認めてもらえた喜びでスーザの態度には気づきません。そのままトンプソンたちと飲みに行くペギー。写真に目を落とし暗い表情のスーザ。
私のなかではスーザがペギーの旦那候補だったんだけど、トンプソンの可能性も出てきたよね。キャップ一筋でいてほしいけど、ペギーの恋愛事情も気になるところ。
ドゥーリー支局長がペギーに同行を許可するとき、トンプソンは猛反対。
そこでドゥーリーはハワードの逮捕を副大統領に催促されているし、大量虐殺に関与している疑惑もあるし、もういっぱいいっぱいだよ、だからお前の「好きな子イジメには付き合いきれん」(ペギーのことね)というセリフがあるのですが、これはただのイヤミなのか、彼の気持ちを代弁しているのかわかりませんが、トンプソンはペギーに深い思い入れがあるのかな。
トンプソンの態度を見ている限り、ほんとにただの嫌なやつという印象なんですが。
一方、ドゥーリー支局長はフィノーの戦いでハワードの負った役割について調査しています。どうやらハワードは大量虐殺の後始末を請け負ったという情報があり、ここでやっとジャービスがちょびっと登場。
自分は真実を知りたいだけだといって連絡先をジャービスに渡します。今回ジャービスの出番はこのシーンと新聞買ってたペギーにちょっと絡んで終わり、ちーん。ペギーがハワードと仲直りしてくれないとジャービスが出てこれないので寂しいです。
最初はSSRの連中はスーザを除いてみんなペギーにイヤミばっかり言うから嫌いだったけど、だんだんとそれぞれのキャラクターも際立ってきて嫌いじゃなくなってきています。でもやっぱりペギーにはジャービスとコンビ組んで面白トークしてほしいな。